日本初開催のフィットネスレース「HYROX YOKOHAMA」
2025年8月9日、神奈川県横浜市のパシフィコ横浜で、待望のフィットネスレース「HYROX YOKOHAMA」が盛大に開催されました。このイベントには、全国各地から約3,800名のフィットネス愛好者が集まり、終日熱気と興奮が会場を包み込みました。日本に上陸したこのレースは、フィットネスと競技を融合させる新たな試みとして注目を集めています。
HYROXの魅力と参加者の熱気
HYROXは、運動することの楽しさを再発見する絶好の機会を提供します。大会は初心者からベテランまで、様々なレベルの競技者が参加することができるインクルーシブなイベントです。まずは、8つのファンクショナルムーブメントステーションと1kmのランを組み合わせたサーキット形式のレース構成が特徴的です。これにより、参加者は身体全体を使ったトレーニングを楽しむことができます。
特に印象的だったのは、70歳の本間美和子さんと57歳の池田みず恵さんが登場した女子ダブルス部門でした。二人の姿は、年齢に関係なく挑戦する勇気と喜びを与えてくれました。本間さんは「本当に楽しかったし、達成感でいっぱいです」と語り、池田さんは「年齢に関係なく、全力で取り組めば誰でもできるものです。ほんの少し練習すれば、フィニッシュラインを越えた後の達成感はやみつきになります」と話しました。彼女たちの言葉は、多くの参加者と観客の励みになったことでしょう。
スペシャルゲストも参加
さらに、今回のイベントには特別ゲストとして、2024年パリオリンピックボクシング代表チームの岡澤セオン選手も登場。43か国の参加者がHYROXコースを完走し、国際的なフィットネスの祭典としての魅力を発揮しました。
HYROXの将来と展望
HYROXは、単なるレースイベントではなく、フィットネスを競技スポーツとして楽しむ新しい文化を作り出そうとしています。この初開催が成功を収めたことで、2026年には大阪での次回開催も予定されています。交流と支援の中で、HYROXはフィットネスを身近に感じさせ、コミュニティを活性化することを目指しています。
日本初開催の概要
- - 開催日: 2025年8月9日(土)
- - 会場: パシフィコ横浜(神奈川県横浜市西区みなとみらい1-1-1)
- - 時間: 午前8時00分~午後10時00分
- - 観客数: 2,244名
大会結果と次回開催情報
女子プロ部門では、アメリカのサリー・トンプソン選手が見事に優勝し、日本からは前川早紀選手と吉田暁選手がそれぞれ2位と3位を獲得しました。また、男子プロ部門ではアメリカのライアン・シャデグ選手が1位を受賞し、オーストラリアのベン・スミス選手とニュージーランドのアッバス・ナザリ選手がそれぞれ2位と3位になりました。
次回のHYROXは2026年に大阪で開催予定です。これからのHYROXに期待が高まります。
公式WEBサイト:
HYROX YOKOHAMA
公式インスタグラム:
HYROX Instagram