深夜音楽番組「DTMクラブ」が初アルバムをリリース！多彩な楽曲が魅力

広島のローカルテレビ番組『DTMクラブ』が正式に1stアルバム「花紅柳緑」を5月3日にリリースしました。この番組は、2022年8月から放送されている深夜の音楽創作バラエティーで、毎週金曜日の深夜に音楽制作の魅力を伝えています。だけでなく、通常のテレビ番組とは異なり、YouTubeなどのネット動画のスタイルに近い制作手法を採用しており、さまざまな音楽制作にチャレンジする自由な環境が特徴です。

「花紅柳緑」は、2名の制作チームによって手掛けられたもので、制作から撮影、編集まで全てを2人で担当しています。このミニマムなチーム体制から生まれた楽曲群は、スポーツチームとのコラボやCM音楽、大学祭向けの楽曲など多岐にわたります。特に、コカ･コーラレッドスパークスホッケー部との応援ソング制作から始まった企画は、広島のスポーツ文化を反映したものです。

アルバム内容は、15曲に加えてボーナストラックも含まれており、CD版には特典として限定曲がそれぞれ収録されています。赤版・緑版のパッケージデザインは、唐澤恋花アナウンサーによるフォトが採用されています。自分のお気に入りのジャケットを選びながら、お楽しみいただけます。

CD版は、RCC Webshopや各種イベントで販売中で、配信版は主要なサブスクリプションサービスでストリーミングが可能です。配信版にはボーナストラックはありませんが、聴きやすい楽曲が揃っており、ぜひチェックしてみてほしいです。

音楽制作における自由な表現を追求する『DTMクラブ』は、単なるバラエティ番組を超え、「番組演出としての音楽」を独自に生み出す重要性についても模索しています。近年、マルチプラットフォームでの展開が進んでいる中、ロイヤリティーフリー楽曲の選択が増えていることを踏まえつつ、『DTMクラブ』の音楽がどのような独自性を持つかに注目が集まります。

これからも『DTMクラブ』とその音楽にご期待ください。オリジナル音楽の制作過程を楽しんでいただけるこの番組は、広島の音楽シーンにも新しい風を吹き込む存在として、ますます注目されることでしょう。アルバム「花紅柳緑」とともに、皆様にご覧いただければ幸いです。