最新の性能とデザインを兼ね備えたフォルクスワーゲン新型「Golf R」と「Golf R Variant」

フォルクスワーゲン新型「Golf R」と「Golf R Variant」の魅力

2025年1月10日、フォルクスワーゲンが新型「Golf R」と「Golf R Variant」を東京オートサロンで初披露しました。これらのモデルは、日本市場への導入が待たれており、2024年1月下旬からの販売が予定されています。新型は、これまでの「Golf」の進化系として期待を集めており、その特長を詳しく見ていきましょう。

歴史的な背景

「Golf R」は2002年に登場した「Golf R32」から始まります。初代はハイパフォーマンスを持ちながら、スポーティな走行性能と実用性を見事に両立させ、多くのファンを魅了してきました。2024年11月までの累計登録台数は11,800台を超え、それにより「Golf」シリーズは高性能車のフラッグシップモデルとしての地位を不動のものとしています。

新型モデルの概要

新型「Golf R」と「Golf R Variant」では、エンジン出力が245kW（333 PS）に強化されており、先代モデルと比べて+
13psのパワーアップが実現しました。これに加え、電子制御シャシーや様々なデザインのアップデートが施され、クラスの常識を超えた性能を提供します。

デザインと外装

外装には、新デザインのLEDヘッドライトやイルミネーション付きのVWエンブレム、リアコンビネーションランプ、さらに新バンパー形状が採用されています。これらの施策により、よりシャープでスポーティーな印象が加わっています。オプションで装備できる1本あたり8kgの軽量な新19インチアルミホイール「Warmenau」はドライビングの質を向上させる要素です。

インテリア

インテリアでは、タッチ式スイッチや大型のパドルシフトを備えたステアリングホイール、専用デザインのデジタルメータークラスターが特徴です。Rモデル専用のスポーツシートは、ブラックとブルーのマイクロフリース素材で仕立てられたもので、さらに「R Advance」にはカーボン調エレメントを配したナパレザーシートが装備されています。

パフォーマンス

d新型「Golf R」はEA888エンジンファミリーから選ばれた最も高出力なバージョンを搭載し、最高出力333psを実現。0-100km/h加速タイムはわずか4.6秒という驚異的な数字を誇ります。ターボラグを感じさせないレスポンスの良さを持ち、吸排気バルブの可変機構を備えています。

先進的なドライブシステム

新型「Golf R」には4MOTIONと呼ばれる四輪駆動システムが搭載され、R-Performanceトルクベクタリングを実現しています。これにより、左右後輪のトルク配分を0-100%の間で調整可能で、限界的な走行性能を向上させます。さらに、ダイナミクス管理を担う「Vehicle Dynamics Manager」が搭載され、制御の精度を高めています。

価格とオプション

新型「Golf R」と「Golf R Variant」は、ベースモデルの価格がそれぞれ708万円と712万円から始まり、特別装備のラグジュアリーパッケージも用意されています。ここにカスタマイズの幅が広がり、自分だけのオリジナルゴルフを楽しむことができます。特に、サウンドシステムやパノラマルーフなど、ライフスタイルに合わせた選択肢があるのは嬉しいポイントです。