未来のヘルメット
2026-02-02 09:46:49

大日本印刷が開発した電子シェードがヘルメットに革命をもたらす!

大日本印刷が開発する未来型電子シェード



大日本印刷株式会社(DNP)は、今や進化が求められるヘルメットの安全性を高めるため、画期的な電子シェードを開発しました。この電子シェードは、電源のオン/オフで光の透過を瞬時に切り替えることができ、SHOEI社のヘルメット用電子調光防曇シート「e:DRYLENS」に採用されることになりました。今後、AKARI, LLCを通じて販売される予定です。

新たなテクノロジーの背景


DNPは2017年から、精密コーティングとフィルム加工技術を駆使し、ゲストホスト液晶(GHLC)調光フィルムの開発に取り組んできました。その結果、SHOEI社が求めていた「瞬間調光」に特化した製品を共同開発することができ、「e:DRYLENS」という商品化に至ったのです。この技術により、ヘルメットのシールド部を通じて、ライダーが安全に視界を確保できる環境が提供されるようになります。

DNPの電子シェードの特長


1. 瞬時に視界を調整


DNPの電子シェードは、光をライト/ダークに切り替えることができ、なんとそのスピードは1秒以内。これにより、エレクトロクロミック方式では実現が難しかった瞬時の調光が可能になり、ライダーの安全性が格段に向上します。例えば、走行中の急な日差しや視界の悪化に対応できるのです。

2. 省エネルギー性能


この電子シェードは低電圧で駆動されるため、電力消費を抑えつつも、その性能は高いまま維持されています。DNPのノーマリークリアタイプは7Vという低電圧で操作でき、経済的かつ環境にも優しい設計です。

3. クリアな視界の品質


透過率の質も優れており、クリアな視界を保つことができます。GHLC方式の強みとして、ヘイズは約1%に抑えられ、ガラスのような透明感が実現されています。ライダーは、視界を妨げることなく安心して走行することができるのです。

未来の展望


DNPは、その技術を応用することで、自動車用ガラス向けにも発展させる計画があります。特に、EV車の需要が拡大する中、車内空間の確保やシェードの薄型化・軽量化が求められています。これにより、さらなる快適さと使いやすさを実現することを目指しています。

また、DNPは黒崎工場(福岡県北九州市)において、大型電子シェードの製造ラインを設立予定。最大サイズ1,300×2,000mmに対応し、2026年にはサンプル提供を始め、2028年からは量産体制を整える計画です。

結び


DNPの電子シェードは、製品開発における確かな技術と知識を基に革新を起こす存在です。新たな電子シェードが、SHOEI社の「e:DRYLENS」に搭載されることで、ヘルメットの安全性と快適性が飛躍的に向上します。この新技術がどのような影響を与えるのか、今後の展開に目が離せません。


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