栃木の新たな象徴、セブン‐イレブン宇都宮新町店が誕生
2023年2月12日、栃木県宇都宮市に「セブン‐イレブン宇都宮新町1丁目店」がオープンしました。この店舗は、栃木県産の木材を100%使用した木造店舗であり、地元資源の活用を促進する「地産・地消」のコンセプトを体現しています。当該店舗は、株式会社セブン‐イレブン・ジャパンが展開する新しい形の標準型店舗における初の木造化の実証例として注目されています。
地元の木材へのこだわり
「セブン‐イレブン宇都宮新町1丁目店」は、栃木県が推進する「令和7(2025)年度“とちぎのいい木”非住宅建築物ウッドチェンジ事業」を活用して建設されました。このプロジェクトは、県内の木材の利用拡大とともに脱炭素社会の実現を支援することを目的としています。
店舗内部では、県産杉を始めとする木材が用いられ、温かみのある空間が演出されています。特に注目すべきは、構造材を含む全ての木材が地元産である点で、これにより地域資源の循環が促進されることが期待されています。
環境への配慮
当該店舗の建設にあたっては、環境への負荷を軽減する工法が採用されています。特に地盤改良において、従来のセメント系工法に加えて、環境パイル工法と呼ばれる木製杭工法を採用しました。この工法は、使用する木材が持つ自然な特性を生かしながら、CO2の排出を抑えることができるため、持続可能な社会の実現に寄与しています。これにより、建設から解体までのライフサイクル全体でのCO2削減が可能となります。
地域との連携
セブン‐イレブンは、今後も地域の人々と協力して、さらなる環境配慮の取り組みを進めていく姿勢を示しています。その一環として、林野庁が呼びかける「森の国・木の街」づくり宣言にも参加しており、国産木材の利用推進やその効果の見える化に努めています。
このように、「セブン‐イレブン宇都宮新町1丁目店」は、地域資源を最大限に活用し、環境への配慮を凝らした新しい形の店舗として、今後の展開に大いに期待が寄せられています。持続可能な社会を目指すための一歩として、他の企業や自治体への良い刺激になることでしょう。
おわりに
地場産業の復活と環境保護を両立するこの取り組みは、今後の小売業界の新たな基準となるかもしれません。そして、木造店舗という新たな風景は、地域住民にとっても愛着の湧く存在になっていくことでしょう。