シェイクスピアをもっと理解するための新刊とイベント
シェイクスピア、彼の名前は多くの人に馴染み深いものである一方、その作品の楽しみ方や理解の仕方についてはあまり教えられていないのが現実です。しかし、そんな状況を打破するべく、新たに刊行されたのが北村紗衣さんの著書『学校では教えてくれないシェイクスピア』です。この本では、シェイクスピアの作品をより身近な存在として楽しむ方法が丁寧に紹介されています。
2025年11月16日には、大阪のtoi booksでこの新刊を記念したイベントが開催されます。参加者は、北村紗衣氏と、聞き手をつとめるtoibooksの店主・磯上竜也さんとの対話を通じて、シェイクスピアの世界にダイブする機会を得ることができます。
シェイクスピアを楽しむためのアプローチ
この新作では、シェイクスピアの戯曲を舞台上演の「設計図」として捉えるアプローチが提案されています。例えば、自分自身の頭の中で舞台を構成し、様々な場面を描くことで、作品への理解が深まります。また、17世紀に書かれたシェイクスピアの作品が現代においてもなぜ高価で取引されているのか、その背景についても触れています。
観劇文化の違いを知る
さらに、シェイクスピアを楽しむためには、彼の時代の人々と現代の観客との違いに目を向けることも重要です。彼の作品は時代を超えて愛されているものの、各時代における文化的背景や価値観の違いを理解することで、より深く楽しむことができます。
北村紗衣氏のプロフィール
北村紗衣氏は、北海道士別市出身で、武蔵大学人文学部の教授として活躍する傍ら、シェイクスピアやフェミニスト批評、舞台芸術史に関する研究を続けています。また、ウィキペディアンとしても知られる彼女の著書は多岐にわたり、シェイクスピア劇に対する独自の視点を提供しています。
イベントの詳細
イベントは2025年11月16日の日曜日、13時30分から開始され、会場はtoi booksです。参加者は事前に申し込みが必要で、参加費は1,500円となっています。シェイクスピアの魅力に少しでも興味を持っている方は、ぜひこの貴重な機会に参加してみてはいかがでしょうか。
申し込みはこちら
発売中の新刊
最後に、新刊『学校では教えてくれないシェイクスピア』の書籍情報をお伝えします。出版本は2025年9月4日にリリースされており、ISBNは9784255013725、定価は2,090円(税抜)です。シェイクスピアの世界をより豊かに理解するために、多くの読者に手に取ってもらいたい一冊です。
この機会に、シェイクスピアの作品を身近に感じ、自分自身の観劇体験を豊かなものにしてみてはいかがでしょうか?