シェイクスピアと男性学──演劇からジェンダーを再考
演劇界の巨星、シェイクスピアの作品が新たな視点で読み解かれるトークイベントが開催されます。テーマは「シェイクスピアと男性学──演劇からジェンダーを考える」とし、著者である北村紗衣さんがその考察を行います。北村さんの著書『学校では教えてくれないシェイクスピア』は、男子高校生への講義をもとに構成され、シェイクスピアの偉大さを無条件に称賛するのではなく、その背景にある理由に迫ります。シェイクスピアの作品や彼の生涯を通じて、ジェンダーに関する彼の視点を探求していきます。
男子高校生たちが持つ素朴な疑問を起点に、シェイクスピアの魅力やその時代のジェンダー観がどう影響しているかを解き明かす内容です。特に、彼の劇中に登場する男性キャラクターが抱えるメンタルの苦悩やジェンダーの期待について、参加者にとって新しい気づきをもたらすことでしょう。男性らしさへの過剰なこだわりが、いかにして人生の選択肢を狭めているのかを考察することができます。
このイベントには、文筆家の清田隆之さんもゲストとして参加します。清田さんは自身の著書『戻れないけど、生きるのだ』の中で、現代の男性性に関する問題について掘り下げており、シェイクスピアが生きた16世紀のジェンダー観をどのように現代につなげていくのか、非常に興味深いトークが期待されます。清田さんは、幅広いテーマについて執筆しており、彼の視点も加わることで、討論がより一層深まることでしょう。
イベントは、2025年1月27日の19:30から21:00に実施され、東京都三鷹市の本と珈琲の店UNITÉにおいて対面形式で行われるほか、オンライン参加も可能です。対面参加者は開場20分前から入場できますので、早めのご来店をお勧めします。オンライン参加者には、事前の決済後に配信URLが届きますので、自宅で視聴しながら議論に参加できる貴重な機会です。
また、北村紗衣さんは、シェイクスピア研究の第一人者として、数々の著作を発表しており、その中でシェイクスピアの作品を評価するだけでなく、フェミニスト批評や舞台芸術史にも精通しています。清田隆之さんも、恋愛や人間関係をテーマにした作品を手掛け、幅広い読者層から支持を受けています。
このトークイベントを通じて、シェイクスピアの作品と向き合う新たな視点を得るだけでなく、現代のジェンダーについての理解を深める貴重な機会となるでしょう。シェイクスピアの魅力を再発見し、面白さに触れることで、演劇を通したジェンダーの理解を気軽に楽しむ場を提供します。皆様もぜひご参加ください。