冨永愛と土佐酒
2025-01-13 08:24:21

冨永愛が土佐酒の秘密を探る!有名酒蔵に潜入

冨永愛が深める日本酒の魅力



毎週水曜日の夜10時から放送されている「冨永愛の伝統to未来」は、日本の伝統文化を次世代へ伝えるための取り組みを特集しています。2023年1月15日の放送では、冨永愛が高知県の酒蔵を訪れ、日本酒の魅力を探る様子が放送されました。

最近、世界的に注目を集めている日本酒ですが、実は昨年12月に「伝統的酒造り」がユネスコ無形文化遺産に登録されたことから、その価値が再評価されています。今や日本酒は、日本国内にとどまらず、海外でも人気を博しています。番組では、その中でも特に名を馳せている「土佐酒」をテーマにしました。

冨永愛が訪れたのは、高知県安芸市の「有光酒造場」です。ここでは、日本酒「安芸虎」を造っており、2021年度の全国新酒鑑評会では金賞・入賞率ともに全国1位を獲得しています。さらに、昨年には世界各地のコンテストでも受賞を重ね、その美味しさが証明されました。

そこで冨永愛は、酒蔵の4代目である有光尚さん、5代目の由さん、そして杜氏の尾木芳之さんに話を聞きながら、その製造過程や味わいの秘密に迫ります。

現在の杜氏を務める尾木さんは、もともとは酒造りの経験が全くない事務職の方でしたが、酒蔵の売上が落ち込んだことをきっかけに、全国の酒蔵を巡りながら酒造りを学ぶことに決めました。彼女は4代目の尚さんに「安芸虎の味を変えたい」と熱意を持って伝え、最初は不安に思われた尚さんも次第に彼女の情熱を理解するようになります。尾木さんの挑戦を信じた尚さんは、杜氏の座を譲り、以来彼女が自由に酒造りに取り組むことを許しました。このようにして誕生した新たな安芸虎が「山田錦80%精米」です。この試作品を実際に試飲した冨永は、その美味しさに思わず感動の声を上げました。

また、尾木杜氏が現在製作中の新酒、スパークリングの安芸虎も試飲します。日本酒を愛する冨永は、試飲をしながらその魅力について熱く語り合いました。

しかし、興味深いことに、4代目の尚さんと5代目の由さんはともにお酒がほとんど飲めないという事実が明らかになります。実は彼らは「飲めない家系」で育ち、酒蔵の家族に生まれながらも、由さんはお酒とは遠い存在でした。彼女は父の後を継ぐ意志もなく、筑波大学で看護学を学び、卒業後は新生児医療の道を歩んでいました。

ところが、そうした中で彼女が酒造りの道を選ぶ決意をした背景には、何があったのか。この件についても詳しく語られ、番組は進んでいきます。

加えて、番組の中では「北陸の伝統を未来へ紡ぐ」コーナーが設けられ、文化イベントの紹介も行われます。特にブルネロ クチネリ表参道店で開催中の輪島塗展が注目を集めています。

「冨永愛の伝統to未来」は、BS日テレで毎週水曜日夜10時から放送されています。この番組を通じて、日本の伝統を未来へつなげるための情報をお届けし、視聴者に新たな視点を授ける内容となっています。


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