ポーランドと日本を繋ぐ音楽の架け橋、ショパンランドコンクールの新たな試み

ポーランドと日本の架け橋、ショパンランドコンクール

2024年度の「ショパンランドコンクール」が大きな注目を集めています。このコンペティションは、ポーランドの文化を日本に紹介し、音楽を通じて両国の交流を促進することを目的としています。特に、2025年度の万博ポーランドパビリオンにおける記念コンサートが予定されており、さらに多くの人々にポーランドの音楽を楽しむ保障となるでしょう。

夢をつなぐApril Dream

このプロジェクトは、4月1日の「夢を発信する日」にあたる「April Dream」の理念にも寄り添っており、ショパンランドコンクールを主催する株式会社東音企画とPWM Editionが共に歩んでいます。2022年の開始以来、参加者の数は続々と増加しており、2024年度には過去最多の202名が参加しました。音楽を通じた国際交流がさらに深まることが期待されます。

ショパンランドコンクールの特長

ショパンランドコンクールは、課題曲が特徴的です。世界的なピアニストであるエヴァ・ポブウォツカ氏とヴォイチェフ・シフィタワ氏が監修した課題曲には、ショパンをはじめとするポーランドの著名な作曲家による作品がそろっています。それにより参加者は、ポーランド特有のリズムや響きを学び、高度な演奏技術を身につけることができます。

本選の流れと受賞者のレセプション

予選で優秀賞を取得した参加者のみが東京の本選へ進むことができ、そこで最優秀賞や奨励賞が決定されます。そして、表彰式の後には駐日ポーランド共和国大使館での受賞者レセプション＆コンサートが開催されるため、受賞者は世界的なピアニストの演奏を体験しつつ、ポーランド料理を楽しむこともできる特別な時間を過ごします。