パナソニックの新技術がQi2規格に採用！次世代充電を見逃すな

パナソニックのムービングコイル技術がQi2規格に採用される

最近、パナソニックオートモーティブシステムズ（PAS）が開発したムービングコイル技術が、ワイヤレス充電の新たな規格「Qi2」に取り入れられることが発表されました。この技術は、Wireless Power ConsortiumによるActive Alignment Power Profile（APP）の基盤となり、次世代の充電スタンダード確立へ大きく貢献することが期待されています。

APP規格とは？

APP規格は、従来のQi規格に加え、Magnetic Power Profile（MPP）やExtended Power Profile（EPP）、Baseline Power Profileに対応したデバイスとの互換性を持つ新しい方式です。この技術によって、スマートフォンのマグネットの有無に関係なく、高い充電効率を提供できるようになります。

特筆すべきは、APPによりムービングコイルの高精度な位置合わせが実現され、最大15Wの充電が可能になる点です。この規格の導入は、ワイヤレス充電の効率性を飛躍的に向上させる契機となるでしょう。

ムービングコイル技術の詳細

パナソニックのムービングコイル技術は、独自のアルゴリズムに基づいて、充電器側のコイルをデバイスのコイル位置に自動的に調整する機能を備えています。この機能により、スマートフォンとワイヤレス充電器の最適なコイル位置合わせが可能となり、高効率な充電が実現します。この技術を利用したAPP対応の車載ワイヤレス充電器では、MPPおよびEPP対応のスマートフォンに対し、最大15Wの急速充電が行えます。

CES 2025での展示

新技術を搭載したモデルは、2025年1月に開催予定のCES 2025において、Wireless Power Consortiumのブースで初めて展示されます。これにより、多くの企業や消費者に向けて次世代充電の未来が一層明らかになることでしょう。

充電方式の進化

PASは、これまでの充電方式と共存しながら、新たなワイヤレス充電プロファイルの利点を最大限に引き出すことに注力しています。これにより、スマートフォン業界におけるワイヤレス充電の普及と高効率化を推進する方針です。

この革新的な技術の発展は、今後のワイヤレス充電にとって重要な転換点となるでしょう。パナソニックの新しいムービングコイル技術が、どのように生活を変化させるか、今後の展開に注目です。バッテリーライフをより身近に感じられる未来を期待しましょう。特にCES 2025での展示は見逃せません！

詳細な情報は、パナソニックの公式プレスリリースや関連資料も合わせてチェックしてみてください。新たなワイヤレス充電の時代が幕を開けることを楽しみにしています。