デヴィッド・ボウイの遺作ミュージカル『LAZARUS』が日本初演決定！

デヴィッド・ボウイの夢が実現したミュージカル『LAZARUS』

伝説的なロック・ミュージシャン、デヴィッド・ボウイの最後の遺作となるミュージカル『LAZARUS』がいよいよ日本初演を果たします。この作品は、ボウイの名曲と彼自身の感性が詰まった物語であり、世界中のファンの心を掴むことでしょう。

ミュージカル『LAZARUS』とは？

2015年にオフブロードウェイで初演された『LAZARUS』は、ボウイのアルバム『★（ブラックスター）』と同時期に制作された作品です。今作は彼の主演映画『地球に落ちてきた男』からインスパイアを受け、宇宙人トーマス・ニュートンの物語を描いています。彼は地球に取り残され、苦悩しながら自らの運命を探し求めます。その旅路において現れる謎の少女との出会いが、彼の魂を解放するかどうかが見どころです。

このミュージカルでは、ボウイの代表曲に加えて新たに書き下ろされた楽曲も披露されます。全17曲からなる音楽パートは英語で歌唱され、観客をボウイの幻想的な世界へと引き込みます。

スタッフとキャスト

脚本はエンダ・ウォルシュが手掛け、演出は白井晃が担当します。彼は数多くのウォルシュ作品の翻訳上演を行っており、日本版『LAZARUS』にもその技術が活かされることでしょう。また、ボウイへの憧れからロックの道を進んだ松岡充によるキャスティングも必見です。

キャストには、日本ミュージカル界の新鋭である豊原江理佳、鈴木瑛美子、小南満佑子といった実力派の俳優たちのほか、崎山つばさ、遠山裕介、渡部豪太といった多彩な顔ぶれが揃います。これにより、舞台はさらにエネルギッシュで魅力的なものとなるでしょう。