小学生の運動能力向上に向けた新たな試み
2023年、株式会社SPLYZA、株式会社biima、株式会社Gakkenの共同企画によって、品川区にて「足が速くなる教室」が開催されました。このイベントでは、小学生を対象に、AIをもちいた動作解析ツール『SPLYZA Motion』を使用し、運動能力向上のためのプログラムを提供しました。
背景
子どもの基礎的運動能力は、昭和60年頃と比較して低い傾向にあります。最近では、積極的にスポーツを行う子どもと逆にあまり運動をしない子どもとの二極化が進んでおり、小中学生においては特にその傾向が顕著です。こんな状況を受けて、体力向上を目指す取り組みが必要とされている中、学研と提携し、「足が速くなる教室」がスタートしました。
参加動機
このイベントに参加した親たちからは、「走るフォームを改善したい」という声に始まり、「動画解析ツールに興味があった」「自分の子供に正しい走り方を教えたい」と、様々な期待が寄せられました。
イベントの内容
本教室は「走り方」に特化したプログラムで、学研の体育知識とbiimaの科学的アプローチを融合した内容で、親子で楽しみながら速く走るための方法を学びました。プロの陸上選手の動画と自身の走りを比較することで、姿勢や足の動きを確認し、親子が一緒になって理想の走り方を模索するアクティブラーニング形式で行われました。
動作解析のメカニズム
参加者は全員、『SPLYZA Motion』を使用して自分の走りを動画で撮影し、解析することができました。プログラム前後での動画比較により、走行スタイルがどのように改善されたかを視覚的に確認でき、結果としてピッチ数(足の回転数)とストライド(歩幅)が向上する姿が見えました。このマーカーレス動作分析ツールにより、自分の課題を具体的に理解することができ、学びを深める良い機会となりました。
参加者の満足度
イベント終了後、小学生とその保護者を対象に実施したアンケートでは、94%が「満足」と回答しました。参加者からは「動画での分析がわかりやすかった」、「科学的なフィードバックで学びやすかった」といった声が多数上がりました。
今後の展開
この取り組みを通じて、親子での学びを深めるイベントの需要が高まり、今後も地域での運動能力向上に繋がるプログラムを展開していく予定です。
SPLYZA Motionの紹介
『SPLYZA Motion』は、AIによるマーカーレス3D動作解析を行うアプリで、教育やスポーツなどの分野で幅広く使用されています。これにより、参加者はさらに効果的に自分の成長を実感できます。
SPLYZAの最新情報は、
公式サイトをご覧ください。