りそなグループ B.LEAGUE 福岡、青森に惜しくも敗る！

りそなグループ B.LEAGUE 2025-26 シーズン

2025年12月20日、福岡は青森とのアウェー戦に挑みましたが、ついに73-70で敗れてしまいました。試合は一進一退の攻防が続き、最後の局面まで惜しい展開が続きましたが、制することはできませんでした。

試合の流れ

試合は敵地で行われ、福岡は青森相手に試合の流れをつかむことが難しかったと言えます。試合開始早々、青森に先行される展開となり、0-8のランを許しました。その後、福岡は#23村上のペイントアタックとともに、#8青木や#32狩野の3ポイントシュートも決まると、徐々に攻撃のリズムを確保し、1Qを4点差にまで詰め寄ります。

2Qでは逆転を果たす場面もありました。特に#12寒竹や狩野の活躍もあり、福岡は前半を4点リードで終了することとなります。このまま流れを引き寄せた福岡は、後半にも期待がかかります。

後半、福岡は青木のジャンプショットでスタートし勢いをつけるも、青森も負けじとケリー選手の3ポイントシュートで応戦します。しかし、福岡は會田選手のアタックや適切なゾーンディフェンスでリードを維持します。激しい攻防の中、青森は3Qの終盤でケリーがブザービーターを成功させ、1点差に迫ります。

最終局面への突入

試合は最終のクォーターに突入、リードを得られるかが鍵となりますが、青森のヒサタケ選手のタフショットで逆転を許してしまいます。それでも福岡は#7西川のジャンプショットで再逆転し、さらに接戦が続きます。双方譲らぬ展開の中、残り1分51秒でケリー選手に3ポイントシュートを決められ、福岡は再び追いかける立場になります。

残り5秒、福岡には生き残るチャンスが訪れましたが、青木選手の放ったシュートはリングに弾かれてしまいます。紙一重の戦いに敗れ、福岡はタイムアウトを使い、プレイの立て直しを図りましたが、結果は惜敗となりました。

選手と監督のコメント

試合後、福岡の福島雅人HCは「出だしの入りが悪かったが、ベンチメンバーが立て直してくれた。後半は流れが同じだったが、マッチアップで差が出てしまった」と話し、次戦に向けた意気込みを見せました。また、選手の青木龍史も「コアメンバーが欠けた中で、やるべきことをしっかりとやり続けなければならない」と強い決意を語りました。

福岡はこの試合の教訓を胸に、次戦はきっと良い結果を残せることでしょう。観客の声援を背に新たな挑戦として、選手たちは次の舞台に向かって歩んでいきます。