新車購入時の頭金と年収の関係性
新車を購入する際、頭金の設定や支払い方法について年収によって大きな差があることが、最近の調査で明らかになりました。この調査は株式会社クルカが実施したもので、直近三年以内に新車を購入して、購入の意思決定に関与した1,076名を対象に行われました。
年収による頭金の差異
調査結果によると、年収1,000万円以上の層では、頭金200万円以上を支払った割合が28.0%に達しました。一方で、年収300万円から500万円未満の層では、頭金が200万円以上という回答はわずか4.6%。この数値には驚くべき23.4ポイントの差が見られます。このことから、高年収層と低年収層では、頭金に対する意識がかなり異なることがうかがえます。
具体的な頭金の分布を見てみると、年収300万円未満では「頭金なし」を選んだ人が29.9%と最も多く、また「フルローン」を選択した人も22.1%という結果でした。この傾向は、経済的に余裕のない層ほど頭金を避ける傾向が強いことを示しています。
支払い方法の決定要因
また、支払い方法についても、年収層による考え方の違いが浮かび上がりました。年収300万円未満の層では「月々の支払いを抑えたい」という理由が36.1%で最多であるのに対し、年収1,000万円以上では「金利負担を避けたい」という声が36.3%でトップとなりました。この違いは、年収の低い層ほど常に安定した月々の支出を重視していることを示唆しています。
事前に知りたかった情報のニーズ
新車購入時には、多くの人が事前に知っておくべき情報がありますが、年収によって求めている情報も異なります。年収300万円以上500万円未満の層では「自分の年収に適した車の予算目安」を知りたいという回答が28.7%と最も多く、これに対して年収1,000万円以上では「特にない」が29.6%と最多という結果が出ました。
このように、年収層によって求められる情報が異なることが幾つかの主要な指標からも明らかになっています。特に、低年収層が求めるのは具体的な予算設定に関する情報であり、高年収層は購入後の維持費や交渉術など、より高度な情報への興味が高いようです。
不安要素の違い
新車購入前に感じる不安も年収によって異なります。例えば、年収300万円以上500万円未満の層では「月々の支払いを継続できるか」という不安が15.9%と最も高く、これは他の年収帯と比べて特に大きな割合を示しています。低年収層の中でも、経済的な不安が強いことが貫いているのが見受けられます。
総括
今回の調査結果から、新車購入時の頭金や支払い方法、購入前の不安、そして知りたい情報について、年収による明確な差が存在することが浮き彫りになりました。今後新車を購入する際には、自身の年収に基づいた適切なプランニングが肝要といえるでしょう。今年から2026年にかけて特別シリーズとしてお届けするこの調査結果、次回は「妥協した点と本当に欲しかった装備のズレ」にフォーカスしてお届けします。新車購入の際には、じっくりと情報を集め、自分に最も適した選択を行うことが大切です。新車購入に関心のある方には、株式会社クルカのサービス利用もお勧めです。