短編映画『月の民』、トロント国際映画祭での公式招待
短編映画『月の民』(英題:Moongirl)が、2023年9月15日と19日に開催される第51回トロント国際映画祭(TIFF)のShort Cuts部門に正式に招待され、ワールドプレミア上映が決まりました。この作品は、東京とロサンゼルスを拠点とするクリエイティブプロダクション、マウントメルビル株式会社(Mt. MELVIL)によって制作されました。本作は、以前は仮題『そわかの君』として知られていましたが、このたび正式なタイトルが「月の民」となりました。
トロント国際映画祭(TIFF)とは
1976年に創設されたトロント国際映画祭は、カンヌ、ベルリン、ヴェネチアと並ぶ北米最大の映画祭であり、毎年約300本の作品が上映され、76万人以上の観客が訪れます。特に、Short Cuts部門では、若手映像作家の力を発掘し、国際市場へと送り出す重要な役割を果たしています。
映画のあらすじ
『月の民』では、ある夏の日、年老いた画家が海辺の自宅を出発し、人生の最後の旅に出る物語が描かれています。このストーリーは、若き画家と作家が彼の人生を題材に会話を交わす中で展開され、現実と虚構の境目が曖昧になっていく様子が描かれます。
これにより、物語はダイナミックに二人の人生を形作ることになります。
作品の背景
『月の民』は、竹取物語からインスパイアを受けた作品で、北海道の美しい雪景色を舞台にしています。真夏の熱波から冬の凍りついた湖まで、様々な季節を経て撮影された本作は、日本、フランス、カナダ、ニュージーランド、そしてドイツの国際共同制作として完成しました。このような多国籍な制作チームは、地域のアーティストとの協働により、この映画の独自性を生み出しました。
具体的には、北海道の札幌、小樽、南富良野で約2年をかけて制作され、撮影には地元のフィルムコミッションやスタッフの支援を受けています。監督のヴィクター・ボカールや脚本家のグウィリム・トネール、映像作家エルワン・クロアレク、作曲家セイジ・シャンポリオンなど、多様なバックグラウンドを持つメンバーが携わりました。
見どころ
本作には、若手アーティストYOUZUKIによる17作品の絵画が登場し、実写と見事に融合しています。16mmフィルムで撮影された映像は独特のビンテージ感を醸し出し、視覚的な美しさを引き立たせます。また、南琴奈や木村文、木村栄といった豪華なキャストが、深い演技で物語に命を吹き込み、観客を惹きつけます。音楽においても、セイジ・シャンポリオンの作品が大きな評価を得ており、特にソーシャルメディアでの反響が注目されています。
今後のスケジュール
トロント国際映画祭における上映スケジュールは下記の通りです:
- - 9月15日(火)午前8:55:プレス・業界向け
- - 9月15日(火)午後2:15:一般上映
- - 9月19日(土)午前10:00:一般上映
これらの上映はトロント現地時間で行われます。
メッセージ
本作は、約2年間多くの人々の支えによって完成しました。ロケ地では撮影をサポートしてくださったスタッフや関係者全てに感謝の意を表します。皆様のおかげで、見た人の心に残る作品に仕上がりました。トロント国際映画祭での公開を心より楽しみにしています。
予告編と問い合わせ
予告編は
こちらから視聴可能です。
さらに詳しい情報は、マウントメルビル株式会社へお問い合わせください。
公式サイト:
Mt. MELVIL