カルビーが音楽とコラボ！新レーベル『じゃがレコード』設立

株式会社博報堂キースリーが、カルビーと株式会社blowoutと協力して、新たな音楽レーベル『じゃがレコード』を立ち上げました。このレーベルは、カルビー商品の特性を生かした「タベオト」、つまり食べる際に生まれる音を音楽の素材として使用し、様々な楽曲を提供していくことを目指しています。

タベオトを音楽に変える新しい試み

『じゃがレコード』は、スナックを食べる時に発生する音に焦点を当て、その音を活かしてユニークな楽曲を創作するという新しいアプローチを採用しています。例えば、ポテトチップスの「パリッ」という音や「ザクザク」といった音を使った楽曲が発表される予定です。これにより、食べる楽しみと音楽の魅力を融合させ、リスナーに新たな体験を提供します。

第1弾楽曲「DAHA」の魅力

新レーベルの第一作として、blowoutに所属するクリエイターユニット「niKu」が手掛ける楽曲「DAHA」が2025年4月29日にリリース予定です。この楽曲は、ポテトチップスを食べる時に出る音を取り入れることで、食事と音楽の境界を超えるものとなっています。ゲストボーカルにはTHE BINARYのmidoを迎え、自分自身を受け入れることと、向上心を持つことをポテトチップスのイメージに重ね合わせて表現しています。

音楽と食の新しい関係

「DAHA」では、タベオトを楽器のように活用し、リズムやメロディに違和感なく溶け込ませています。音楽自体が、ただ聴くだけではなく、「食の音」を楽しむ体験になるのです。実際に楽曲中には、「ポテトチップスうすしお味」など、具体的な商品名が登場し、ファンに親しみを持たせる工夫もされています。

プロジェクトの背景

博報堂キースリーは、カルビーのKIWAプロジェクト「Calbee Future Labo」と共同で、様々な新規事業に取り組んできました。NFTチップスキャンペーンやWEB3 GAME FES、また『はぴウェル応援団』などを通じて、消費者に新たな体験を提供していますが、さらに一歩進めて、音楽の形でも「食」の楽しさを発信したいという思いが、このレーベル設立に繋がっています。

ユニークなコンセプト

『じゃがレコード』のコンセプトは“おいしい音で、つくろう音楽。”です。誰でも自分の食べる音で音楽を作れる可能性を提案し、食感にこだわり続けてきたカルビーの新たな挑戦を示しています。このレーベルによって、多くのアーティストとコラボし、さまざまな「タベオト」の楽しさを音楽に変えていくことが期待されます。

まとめ

食べることと音楽が交差する新しい文化が生まれようとしています。『じゃがレコード』は、単なる音楽レーベルではなく、スナックの味わいと音を楽しむための新しいプラットフォームです。これからの展開に、一層注目が集まることでしょう。音楽と食、両方の愛を持つリスナーたちにとって、この音楽レーベルは新たなリフレッシュになりそうです。