座席アップサイクルプロジェクト
2025-05-21 12:56:24

松本山雅、スタジアム座席のアップサイクルで未来のサポーターを支援するプロジェクト

松本山雅FC、観戦環境改善のためのクラウドファンディングを開始



株式会社松本山雅(長野県松本市)は、ホームスタジアム「サンプロ アルウィン」の座席改修工事に伴って撤去した古い座席をアップサイクルし、小さな子どもたちの観戦をサポートするポータブルチェアを購入するためのクラウドファンディングを実施します。このプロジェクトでは、改修工事で撤去された50席の旧座席を新たな椅子に生まれ変わらせ、未来のサポーターである子どもたちに快適な観戦環境を提供することを目指しています。

アルウィンの魅力と歴史的背景



長野県松本平広域公園総合球技場、通称アルウィンは、2001年にオープン以来多くのサッカーファンに愛されてきました。約四半世紀にわたり使われてきた観客席は、風雨にさらされ老朽化が進んでおり、そのため改修工事が実施されています。この機会を利用して、座席を単に廃棄するのではなく、新たな命を与えるという取り組みが始まりました。

観戦環境の向上を目指して



最近の調査により、子どもが小さいために観戦を控えているサポーターが多いことが判明しました。「周りに迷惑をかけるのでは」と心配する親たちの声に応えるため、このプロジェクトでは新たに『ポータブルチェア』を購入し、スタジアム内での安全で快適な座席を提供します。これにより、特に乳幼児や障害を持つお子様を含む家族が、安心して一緒に観戦できる機会が増え、より多くの人々にスポーツ観戦の楽しさを体験してもらうことが期待されています。

プロジェクトの詳細



目標金額と支援内容



このプロジェクトの目標金額は184万円です。1口77,000円から支援が可能で、支援が24口に達することでプロジェクトは成立します。最初に集まった資金でポータブルチェア5個を購入し、さらなる支援が集まることで最大11個の椅子が購入できる見込みです。

支援募集期間は2025年5月26日から6月30日まで。プロジェクトの詳細や支援はこちらのクラウドファンディングサイトから確認できます。なお、支援形式は「All or Nothing型」で、目標金額が達成した場合のみ支援金が受け取られます。

支援者へのリターン



支援者には、旧座席をアップサイクルした椅子が届けられます。2001年から使用されていた座席と、比較的新しい座席の2種を用意しており、選択可能です。デザインはスタジアム名「アルウィン」からインスパイアを受けたものです。この名称はアルプスと風(ウィンド)、または翼(ウイング)から取られており、スタジアムの創設時に公募で決まったものです。

デザイン制作は、地元の建築事務所アーキディアックが手掛け、製作は1916年創業の安藤木工所による高品質な仕上がりが期待されます。

地域と共に成長する松本山雅FC



松本山雅FCは、地域社会との絆を深めるための取り組みとして、今回のプロジェクトを推進しています。スタジアムの改修に合わせて、地域の未来を担う子どもたちのために選手とファンが一緒に楽しめる環境作りを行うことで、共に成長し続けるクラブを目指しています。クラブのさらなる飛躍とともに、地域に根ざした活動を通じて、多くのファンに支えられる存在となっていくことを期待しています。


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