特別公演「西行桜」初演
2026-08-27 15:00:16

開館30周年記念!大坪喜美雄が贈る「西行桜」初演と狂言の共演

横浜能楽堂開館30周年記念特別公演!



2026年10月24日、横浜能楽堂は開館30周年を祝う特別公演を催します。この日は、国の重要無形文化財に指定された人間国宝・大坪喜美雄による名曲「西行桜 杖之型」が初めて演じられます。それに加えて、名古屋の狂言の名家である野村又三郎家が、狂言の大曲「八尾 替装束」を特殊な演出で披露する予定です。この特別公演は、能と狂言の世界を一度に体感できる貴重な機会です。

特別公演の見どころ



特別公演の目玉である能「西行桜」は、詩情豊かな内容で、多くの名歌を残した西行法師と老桜の精との一夜の交流を描写しています。大坪喜美雄が演じる老桜の精は、桜の華やかさとは対照的に、古木の趣を持ち、繊細な謡と優雅な舞姿が高く評価されています。この公演では、大坪の持ち味である格調高い舞台を堪能することができるでしょう。

一方、狂言「八尾」は、普通は恐怖の象徴である閻魔をコミカルに表現しています。亡者が閻魔に手紙を届けるという設定から始まり、独特の装束とともに、特別な演出が施されている点も見逃せません。通常とは異なる装束や、地謡と囃子による音楽が加わり、観客を魅了する華やかな内容になっています。

それぞれの演者に迫る



まずは、天才的な才能を持つ大坪喜美雄。1947年生まれの彼は東京都出身で、59年に大坪十喜雄の養子になります。その後、宝生流の重鎮、宝生九郎重英や宝生英雄から指導を受け、現在に至るまで重要無形文化財保持者として活躍しています。彼の舞台は、常に繊細で情感深く、見る者の心を打ちます。

次に、狂言方和泉流に属する野村又三郎。1971年に生まれた彼は、13世野村又三郎の長男として生まれ、後に自身も14世を襲名しました。2013年度には愛知県芸術文化選奨文化賞を受賞し、その実力を広く認知されています。狂言の演技は笑いを誘うだけでなく、背後にあるメッセージも大切にしています。

公演詳細



この特別公演は、2026年10月24日(土)に横浜能楽堂で行われます。開演時刻は14:00、開場は13:30です。チケットはS席が8,000円、A席が6,000円、B席が5,000円で、全席指定です。チケット申込みや問い合わせは、横浜能楽堂の公式ウェブサイトやお電話にて行うことができます。

この公演は、横浜市芸術文化振興財団の主催であり、文化庁の助成を受けています。能と狂言の優れた演技を一堂に体感できるこの機会をお見逃しなく!

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