水戸市のジュニアフットゴルファー、教育委員会から表彰
茨城県水戸市で行われた「全日本ジュニアフットゴルフツアー2024 supported by ジーク」では、同市の2人の若きゴルファー、益子莉歩さん(中学3年生)と益子晃さん(小学4年生)がその活躍を称えられ、教育委員会から表彰状が授与されました。この大会は、全国的に注目されているフットゴルフのジュニアカテゴリーであり、彼らの成果は地域のスポーツ振興に寄与しています。
フットゴルフは何か?
フットゴルフとは、サッカーとゴルフを融合させた新感覚スポーツです。5号のサッカーボールを使用し、ゴルフコースで9ホールまたは18ホールをラウンドします。まさに「サッカーボールを蹴ってゴルフをする」というシンプルなルールで、多くの人々に楽しさを広めています。2009年にオランダでルールが定められ、2012年には国際フットゴルフ連盟が設立される等、急速に広まっています。
益子晃さんの躍進
益子晃さんは、2024年ジュニアツアーにおいて、4大会に出場し、次のような好成績を収めました:
- - 第1節:3位(6オーバー)@セブンハンドレッドクラブ
- - 第2節:3位(12オーバー)@鳳凰ゴルフ倶楽部
- - 第4節:3位(8オーバー)@鳳凰ゴルフ倶楽部
- - 第6節:1位(1アンダー)@TBC太陽クラブ
彼は、最終戦での優勝が功を奏し、年間ランキングで第2位となりました。持ち前のスポーツセンスを発揮し、次世代を担う選手としての期待が寄せられています。
益子莉歩さんの成績と二刀流
莉歩さんは2位(2オーバー)というランキングを取得し、全体での活躍を見せました。彼女は3大会に出場し、最高成績は2位です。その実力はサッカーでも県トレセンに選ばれるほどで、フットゴルフとサッカーの“二刀流”として注目されています。現在、フットゴルフジャパンツアーにも参加し、日本女子フットゴルフ界のチャンピオンシップに挑戦する姿勢は、他のジュニア選手たちにとっても刺激となるでしょう。
2024年のフットゴルフジュニアツアーは、4月12日に群馬県の鳳凰ゴルフ倶楽部で開幕します。初心者でも参加しやすいようにサポート体制を整えており、新たなスポーツ体験ができる環境を提供しています。今後の大会への参加をぜひ検討いただきたいです。
フットゴルフの将来
フットゴルフは、国際的な注目を集めており、アメリカでは600コース近くでプレーされています。国内でも、2014年に設立された一般社団法人日本フットゴルフ協会が主導し、数多くのトーナメントを開催していることから、競技の普及に努めています。また、2025年にはオリンピック正式種目化を目指しているとのことです。
若い選手たちがこの新しいスポーツに挑戦する姿を見ることは、地域や国にとって大いに意義あることです。今後も多くのジュニア選手の活躍を期待したいですね。