kumaが贈る日本の美
2025-04-04 16:29:46

フランス人アーティスト・kumaが描く日本の美と詩の世界

フランス人アーティスト・kumaが描く日本の美と詩の世界



京都・水尾で活動するフランス人アーティストのkuma(クマ)。彼は、千年の時を経てもなお響き続ける日本の詩と美に、新たな感性で挑むクリエイターです。音楽、書、出版、陶芸という多岐にわたる創作活動を通じて、日本文化の真髄に光を当てています。kumaが日本を愛する理由は、彼がそこに「ただいま」を見出すからだと言います。

三つのプロジェクトで魅せる日本文化


kumaが手がけるプロジェクトは、各々異なる形で展開されていますが、共通して目指しているのは「過去の再解釈」ではなく、今を照らす美の光として日本古典の響きを届けることです。以下では、彼の最新プロジェクトを詳しくご紹介します。

1. 『日楽吟(にちらくぎん)』日本語版刊行

フランス人詩人であるkumaがフランス語で書いた短い詩を集めた作品集『日楽吟』。この本では、なぜ日本が好きなのかという彼の思いを断章的に語っています。「短歌」や「俳句」とは違った視点で、日本の自然や文化への深い愛情が表現されています。日本語版では、円空の木像を思わせる日本人のポートレートが添えられており、視覚でも日本の美を楽しめます。特設ページでその魅力を感じてみてください。
『日楽吟』特設ページ

2. アルバム『百人一首』:13の愛の歌

続いてご紹介するのは、アルバム『百人一首』。平安時代の恋の詩をテーマに、kumaは13曲のオリジナル楽曲を創作しました。ボサノヴァやシャンソン、フレンチラップといった多彩なスタイルで、古き良き歌が新たなリズムとともに生まれ変わります。彼の作品からは、時空を超えた日本の恋の響きが感じ取れます。
試聴・歌詞

3. 書道コンテスト『和漢朗詠集』(京都・水尾)

古典文学である『和漢朗詠集』を題材にした書道コンテストも注目のイベントです。このコンテストでは、参加者が自由に一首を選び、自らの筆でその詩の響きを表現します。優勝者には、水尾の柚子の木一本分の収穫が贈られる特典も用意されています。
詳細・応募ページ

4. 「gallery kuma」の開廊

最後に、古蔵を再生したギャラリー「gallery kuma」も注目です。水尾に新たに生まれるこのギャラリーでは、kumaが制作した茶道用の器が展示され、静寂とともに時間の深さを伝えます。疲れた身体を癒す山道散策エリアも近くにあり、訪問者は精神をリフレッシュすることができます。
会場紹介

まとめ


kumaのプロジェクトは、ただ日本の美を称賛するのではなく、現代に生きる私たちにその価値を再認識させるものです。彼の感性が紡ぎ出す美しい日本の詩と作品を通じて、皆さんもぜひ新たな日本文化の一面に触れてみてはいかがでしょうか。


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