2025年最新の中古車市場動向
2025年2月、スリランカが5年ぶりに自動車輸入の再開を発表した。これは国内外の中古車市場に大きな影響を与える出来事である。株式会社ファブリカホールディングスが運営している中古車情報サイト『車選びドットコム』を基にした統計レポートから、2025年2月の自動車登録台数の推移や、その背景にある市場の動向を詳しく見ていこう。
中古車市場の現在
2025年2月の中古車市場を振り返ると、新車と中古車ともに登録台数が前月比で増加している。新車登録台数は前月比108.8%、中古車登録台数は112.0%と、新しい車両の需要が高まっていることが確認される。特に中古車は、前年同月からは94.3%と若干の減少傾向が見られるものの、季節的な要因も考慮するとこの時期の登録が増えることはよくある。
1月には46万台まで減少した中古車の登録台数も、2月には52万台に達し、回復基調が見えてきた。特に、日本の輸出市場におけるスリランカの需要再開は、今後のマーケットにとってプラス要因といえる。
スリランカの市場再開がもたらす影響
スリランカでは、過去5年間の輸入停止が影響し、国内の自動車市場は高年式の日本車に対する需要が非常に高まっている。特にランドクルーザーやヤリスといった人気車種のオークション相場が上昇しており、このことは、日本車の貿易業者に新たなビジネスチャンスを提供することになるだろう。
2020年以降のCOVID-19の影響やロシアのウクライナ侵攻など、経済環境が厳しかったことから、日本車の需要の回復は、ほとんど熱意に近いものがある。国際的な自動車供給網が安定しつつある中で、スリランカの輸入市場が再開されることで、仕入れ意欲の高い業者はこの動きに期待を寄せている。
中古車オークションの価格上昇
2025年に入ってからの中古車オークション市場でも、落札価格が前年同月に比べ上昇している。特に、USSやTAAなどの主要4社では過去最高の落札価格を記録している。これも需給のバランスが変わりつつあることを示している。
しかし一方で、昨年秋から出品台数は増加傾向にあり、価格相場は調整局面に入る可能性もある。主要4社の出品状況を見ても、ここ5ヶ月は前年同月を上回る結果となっている。ただし、新車登録台数も同様に2ヶ月連続で前年同月を上回っており、供給の安定が再び期待される。
中古車情報サイト『車選びドットコム』の市場動向
『車選びドットコム』による2025年2月の調査結果から、国産車の中古車販売の傾向が明らかになっている。軽自動車はシェア32.4%を維持し、引き続き人気の体型である。一方、コンパクト/ハッチバックは3位に落ち、ミニバン/ワンボックスが2位に復帰し、新たな動きを見せている。また、車種別ではトヨタのプリウスが1位を誇り、ダイハツのタントカスタムが2位に浮上している。
結論
今後の中古車市場は、スリランカの輸入再開や新車供給の安定など、ポジティブな要因とネガティブな環境も交錯する複雑な状況になるだろう。この市場の動きから目が離せない。中古車購入を考えている方は、今が良い時期かもしれない。市場の動向をしっかり把握し、賢い選択をするためには、最新情報を常にチェックすることが大切だ。