ロエベの新たな才能
2026-05-13 19:22:17

ロエベが発表!LOEWE FOUNDATION Craft Prize 2026の受賞者とその魅力

ロエベが発表したLOEWE FOUNDATION Craft Prize 2026の受賞者とその魅力



ロエベは、2026年のLOEWE FOUNDATION Craft Prizeの大賞受賞者として韓国出身の陶芸家、ジョンジン・パクを選出しました。彼の作品《Strata of Illusion》(2025)は、全く新しい視点から陶芸の可能性を探求したものとなっています。

このコンペティションでは、30名のファイナリストが厳選され、著名なデザイナーや建築家からなる審査員団が作品の技術的達成度や革新性、芸術的視点を評価しました。大賞受賞者には50,000ユーロが授与される一方、特別賞には5,000ユーロが贈られます。

ジョンジン・パクが手がけた作品《Strata of Illusion》は、紙の積層によって形成された椅子状のフォルムが特徴です。「制御」と「崩壊」の対比を表現しており、高密度の磁土を用いて、数千枚の紙を重ねることで独特な形状を生み出しています。この作品は、焼成過程において紙が燃え尽きていくことで構造が沈み込み、不完全さを持ちながらも強い存在感を放ちます。

審査員団はこの作品を「陶芸の既成概念を覆す意外性を持ちながら、制作の誠実さを伝えるもの」と評価しました。アートとクラフトが融合したこの作品は、技術の革新だけでなく、制作過程におけるリスクや素材の特性を相互作用として捉える重要なメッセージを持っています。

加えて、特別賞を受賞したのは、ババ・ツリー・マスター・ウィーバーズとアルバロ・カタラン・デ・オコンによる《Frafra Tapestry》(2024)や、イタリアのグラツィアーノ・ビジンティンによる《Collier》(2025)です。特に、《Frafra Tapestry》はガーナの伝統を現代的に再解釈した作品で、テキスタイルデザインの新たな可能性を秘めています。

LOEWE FOUNDATION Craft Prizeの意義



LOEWE FOUNDATIONは、文化の促進と創造的な発見を支えるために2016年にこの賞を設立しました。この賞は単なるコンペティションではなく、アーティストたちが過去の伝統を現代に引き継ぎながら新たな作品を生む場でもあります。ロエベのクリエイティブ・ディレクターであるジャック・マッコローの言葉を借りれば、「クラフトは常にロエベの心臓部であり、作ることの無限の可能性を強く物語っている」のだそうです。

展示情報



2026年5月13日から6月14日まで、ナショナル・ギャラリー・シンガポールにて受賞作品の展示が行われ予定です。ファイナリストたちの壮観な作品が一堂に会するこの機会は、ぜひ訪れたいイベントとなっております。作品はオンラインでも公開され、あわせて展覧会カタログも入手可能です。

最後に



歴代の受賞者たちは、クラフトの未来を切り開く作品を生み出してきました。LOEWE FOUNDATION Craft Prize 2026もまた、これからのクラフトの可能性を示す重要なステップとなることでしょう。今後の展覧会やアーティストたちの活動に、ぜひご注目ください。


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