香川ファイブアローズ新たな挑戦
2025-09-10 15:51:53

香川ファイブアローズ、2024-25シーズンの株主総会と決算報告で新たな目標を掲げる

香川ファイブアローズが2025年9月10日に開催した株主総会において、2024-25シーズンの活動報告と共に、今後の経営方針を発表しました。この総会は、株主やパートナー、ファンからの支援に感謝を示す重要な機会となりました。代表取締役社長・ゼネラルマネージャーの生岡直人は、シーズンの成績や経営状況について詳しく説明しました。

2024-25シーズンは、「B3優勝」という明確な目標を掲げた競技計画を持ち、過去最高の観客動員数を記録しました。ホームゲームでは平均1779名が来場し、ファンの熱い応援がクラブにとって貴重な励みとなったことを強調しました。ただし、プレーオフでは3位に終わり、B2復帰は叶いませんでした。この結果に対し、生岡社長は大変な悔しさを感じていると語りつつも、次のシーズンに向けた意欲を見せました。

2025-26シーズンにおけるさらなる飛躍に向けて、選手の8名が残留し、チームの中核を成すスタッフも多くが継続します。新加入選手との連携を深め、優勝を目指す姿勢が続けられます。背後には、株式会社ヤマウチをはじめとするパートナー企業からの多額のスポンサー収入があり、これがクラブ経営を支える指標となっています。

今期の経営状況は良好で、売上高は約5.7億円に達し、昨季から約1.7億円の増加を実現。その要因としては、スポンサー数の増加やチケット、グッズ、スクール、ファンクラブからの収入が伸びたことが挙げられます。このような好成績を受けて、取締役に感謝の言葉を贈る生岡社長。一方で、原価や管理費も上昇している中で黒字を維持したことには自信を見せていますが、さらなる改善の余地も認識しています。

次季の運営目標は、全体の平均入場者数を2000名以上に設定し、あなぶきアリーナ香川での試合を軸に、プロバスケットボールの地域浸透を目指します。香川ファイブアローズが更に県民に愛され、誇りとなるクラブへと成長することを目指します。また、県外からも訪れるファンが増加している点にも言及し、地域活性化への貢献に意欲を見せました。

ファンやスポンサー、地域との強い絆を意識し、香川ファイブアローズは今シーズンもアツい走りを見せていくことでしょう。2025-26シーズンも引き続きご支援と応援をお願い申し上げます。


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