ドローン無線伝送の革新
2026-05-15 14:19:54

最新技術搭載!ドローンの無線伝送の新時代が到来

ドローンの新時代を切り拓く技術



NHK放送技術研究所(技研)は、放送業界におけるドローンの可能性を広げるため、自営無線回線を使用した新たなドローン技術を開発しました。その革新は、特に「空飛ぶロボカメ」と「IP回線中継ドローン」に集約されており、ドローンの映像伝送のあり方を大きく変えるものです。

空飛ぶロボカメとは



「空飛ぶロボカメ」は、放送業界の既存のインフラを最大限に活用し、空撮映像を長距離かつ高画質で安定的に送信できるドローンです。この技術では、ドローンが自動的に受信基地局の方向に電波の送信を切り替えることができるため、取材やスポーツ中継などでの利用が期待されています。

アンテナ切替装置の開発



ドローンには複数の小型アンテナが搭載されており、360度全方向に信号を送ることができます。これにより、ドローンが移動する際でもアンテナの方向を正確に切り替え、高画質な映像を途切れなく届けることが実現しました。2025年12月に行われた実証実験では、約8キロ離れたNHK放送センターへ40Mbpsの高速で映像を送った事例もあります。

IP回線中継ドローンの特性



もう一つの革命的な技術が「IP回線中継ドローン」で、こちらは映像だけではなく、ドローンの監視や制御信号も同時に自営回線で伝送することが可能です。この技術は、災害時などにおける通信手段の確保に寄与します。一般の携帯電話回線に依存せず、安定した通信を保持する点が特徴です。

小型双方向FPUの導入



新たに開発された「小型双方向FPU」により、映像の送受信がスムーズに行なわれ、ドローンの操縦信号も同時に伝送することが実現しました。2026年3月の実証試験では、約7キロ離れた基地局との間で安定した10MbpsのIP回線を確立し、実地でもその効果が確認されています。

今後の展望



これらの技術は5月28日から31日まで開催される「技研公開2026」で紹介され、そのさらなる可能性が探求されます。現場での運用を想定し、性能向上を重ねていくとのこと。これにより、視聴者により臨場感あふれる映像が提供されることが期待されます。

イベント詳細


  • - 開催期間: 5月28日(木)〜31日(日)
  • - 時間: 午前10:00〜午後5:00(入場は終了30分前まで)
  • - 会場: NHK放送技術研究所(東京都世田谷区砧1丁目10-11)
  • - 入場料: 無料(事前予約不要)

これらの新技術は、無線伝送技術の進化を通じて、映像供給の未来を切り拓くことでしょう。ドローンによる空撮が持つ無限の可能性に注目です。


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