福岡の連勝がストップし、首位を維持
2024年の最後の日曜日、福岡のB.LEAGUEチームは神戸ストークスとの激闘を繰り広げました。この試合は、福岡にとって2024年の年末を締めくくる重要な一戦でしたが、結果は79-72で神戸が勝利。無情にも連勝記録が19で終わりを告げましたが、福岡は引き続き西地区の首位を保っています。
神戸戦の詳細
試合は序盤から緊迫した展開が続きました。福岡は#25バーレル選手や#8スミス選手の力強いインサイドプレーで得点を重ね、1Qを26-25でリード。しかし、ホームの神戸も負けじと反撃し、特に#13道原選手と#16ブラウンジュニア選手が活躍。両チームの攻防は白熱し、前半を41-41の同点で折り返す結果となりました。
後半に突入すると、福岡は神戸の硬いディフェンスに手をこまねく展開が続きました。3Qでは神戸に優位に立たれ、徐々に点差が広がり、最終的に8点差にまで至ります。4Qに入っても福岡は積極的に攻め続けるも、神戸のディフェンスに阻まれ得点が伸びず、複数回のターンオーバーが影響し、苦い敗北を喫しました。
選手たちの声
試合後、浜口炎ヘッドコーチは「神戸のディフェンスに苦しんだ結果、ターンオーバーが19回も発生した」と悔しさを滲ませました。しかし、彼はシーズン前半を振り返り、チームが2勝6敗からスタートし、その後7連勝を成し遂げたことを評価。ポジティブな視点で残りのシーズンを見据えていました。
選手たちも新年への意気込みを語りました。寒竹隼人選手は「19連勝の結果をもたらしたのはチームの団結」とし、シーズン後半にはプレーオフに直結する試合が続くことを強調。アイラ・ブラウン選手は「相手が計画を実行し、こちらのボール回しがうまくいかなかった」と反省し、次戦への意気込みを示しました。
今後の展望
これからの試合はどれも重要で、選手たちは一戦一戦を大切にしながら新しい戦術を試し改善していく方針です。福岡は次の試合を地元・飯塚で迎え、この悔しさをバネに、プレーオフ進出を果たすための力を蓄えていくことでしょう。そのためには、スイッチディフェンスのブラッシュアップやゾーンディフェンスの見直しが欠かせません。新年には、福岡が新たな連勝街道に戻れることを期待しています。2025年のスタートを良い形で切るため、福岡の選手たちが一丸となって挑戦を続けていく姿に注目しましょう。