2025年4月1日、ぴあ株式会社から『はじめ人間ギャートルズ 傑作回COMPLETE DVD BOOK』が発表されました。今年は、漫画の連載から60周年、アニメ放送開始から50周年、そして原作者・園山俊二の生誕90周年という記念すべき年となっています。
『はじめ人間ギャートルズ』は、原始時代のギャートルズ平原を舞台に、独特の世界観とユニークなキャラクターたちによるシュールでほのぼのとした日常を描く作品で、幅広い世代から支持を受けてきました。その魅力は、時代を超えて今なお心を打つものがあります。
今回のDVDには、134話の中から厳選された16エピソードが約3時間40分に渡って収録されています。特に、アニメ監督の巨匠・出﨑統が「さきまくら」という名義で演出した全7エピソードが完全収録されており、ファンにはたまらない内容となっています。「マンモペットカウーンの巻」では、ゴンがペットとしてマンモスを飼う騒動を描き、また「ウラナナラーンの巻」では、ゴン一家が流行り病に悩まされる様子が印象的です。これらのストーリーは、原始時代に与えられたユーモアを交えつつ、現代に通じるテーマをも持ち合わせています。
ゴン役を担当した声優の丸山裕子は、ブックレットのインタビューにて、肝付兼太さん(とうちゃん役)、花形恵子さん(かあちゃん役)、たてかべ和也さん(ドテチン役)といった共演したレジェンド声優陣とのエピソードを語ります。「出演者一同、園山俊二先生を囲んでよく飲みました」という貴重な話も飛び出し、ファンには嬉しい内容となっています。
さらに、EDテーマ「やつらの足音のバラード」についても触れています。この楽曲の中には、実は2タイプの映像があることはあまり知られていないため、ブックレットではそれぞれのタイプを誌上で確認できるプレビューが用意されています。また、設定画集やサブタイトル未採用の絵コンテといった貴重な資料もたくさん掲載されており、DVDと共に楽しんでほしい内容が詰まっています。
DVDには、原人のゴン一家やゴリラのドテチン、鬼族の天邪鬼、さらにはガイコツの死神など多彩なキャラクターが登場し、それぞれのエピソードはユーモアに満ち、家族の絆を描いた感動的な内容でもあります。中でも、最終回の第134話は特に注目で、突如現れた「ブンメー」により、ギャートルズ平原に住む人々の間に「シューカク」という概念がもたらされます。その深遠なテーマについては、生きることの幸せや競わない世界について考えさせられる珠玉のストーリーです。
この『はじめ人間ギャートルズ 傑作回COMPLETE DVD BOOK』は、ファンにとっても新たな発見の多いアイテムです。ぜひ、全国の書店やオンラインストアで手に取って、懐かしいエピソードや貴重な資料を確かめてみてください。
発売は全国の書店やネット書店で可能で、定価は2,420円です。ファン必携の一冊をぜひお楽しみください。