JBL Summitシリーズが音響の新時代を切り拓く！ミュンヘンで発表された最新モデル

JBL Summitシリーズが音響の新時代を切り拓く！

2025年5月15日から18日までドイツ・ミュンヘンで開催される「HIGH END Munich 2025」で、新たに発表されたJBLの「Summitシリーズ」は、オーディオファンにとって注目の逸品です。本記事では、この革新的なシリーズの詳細と魅力をご紹介します。

JBL Summitシリーズの背景

ハーマンインターナショナル株式会社は、1986年から続くJBLのフラッグシップモデルの伝統を受け継ぎ、音質とデザインにこだわり抜いた新シリーズを発表しました。来年にはJBL創立80周年を迎え、その記念すべき年にこの「JBL Summitシリーズ」が登場したことは、音響の進化を証明するものです。今回、一挙に登場したのは「Summit Makalu」「Summit Pumori」「Summit Ama」の3モデルです。

伝説的なデザインと技術

この3モデルの共通点は、柔らかな輪郭のデザインで、どんなインテリアにもマッチします。また、不要な共振を排除した構造と、重厚なエボニー仕上げのキャビネットは美しさと堅牢さを兼ね備えています。特に注目すべきは、JBLスピーカーシステムとして初めて搭載されたJBL IsoAcoustics™調整式アイソレーションフィートです。これにより、スピーカーの性能はさらに向上しました。

各モデルの特長

Summit Makalu（サミットマカルー）

最上級モデルのSummit Makaluは、300mm径のウーファー、200mm径のミッドレンジ、D2コンプレッションドライバーの3ウェイ構成を誇ります。エベレストの近くにある「Makalu」から名付けられたこのモデルは、その名にふさわしいパフォーマンスを提供します。

Summit Pumori（サミットプモリ）

「エベレストの娘」として親しまれる「Pumori」に触発されたこのモデルも、高度な音響技術を集結させた3ウェイフロアスタンディング型です。250mm径ウーファーと200mm径ミッドレンジを搭載し、上位モデル同様の性能を持っています。

Summit Ama（サミットアマ）

「Ama Dablam」に由来するこの2ウェイ・ブックシェルフ型スピーカーは、200mm径のHC4コーンウーファーとD2コンプレッションドライバーを搭載し、音楽をより鮮明に再生します。

エモーショナルな音響体験

ハーマンインターナショナル・ラグジュアリーオーディオのシニアディレクター、Jim Garrett氏は「JBL Summitシリーズは、音響精度や時代を超えたデザイン、音楽とのエモーショナルなつながりを体現しています。新モデルは、音楽再生の限界を押し広げることを目指しています」と述べています。この言葉からも、技術と情熱が一体となって生まれたシリーズの意義を感じることができます。