足利スタジオ最後の公開
2025-11-14 13:59:38

足利スクランブルシティスタジオ、感動の最後の一般公開イベント

さよなら!足利スクランブルシティスタジオの最終イベント



2023年11月9日、栃木県足利市に位置する足利スクランブルシティスタジオが、最後の一般公開イベントを盛大に開催しました。この特別なイベントには、全国から6,150人ものファンが訪れ、スクランブルシティスタジオの魅力を惜しむ機会となりました。

4度目の一般公開、過去最高の来場者数


足利スクランブルシティスタジオは、映画やドラマ、ミュージックビデオなどの撮影に利用され、数多くのクリエーターに愛されてきました。その歴史の中で、特に今回のイベントは感謝の意を込めたファンとの最後の別れの場として設けられました。

一般公開イベントでは、来場者からのアンケートをもとに設置された「合成フォトブース」や、スタジオで撮影された作品のアーティストパネル展示、地元名物のキッチンカーなど、多彩なブースが用意されていました。訪れたファンはそれぞれの思い出を作るべく、自身の「推し」のコスプレ姿で写真を撮ったり、スタジオの展示ブースで作品を見つめたりと、活気あふれる時間を過ごしていました。

雨の中の熱気あふれる来場


イベント当日は、あいにくの雨模様にもかかわらず、早朝6時には多くの来場者が会場に集まり、オープン前から長い列を作る光景が見られました。皆が共通して抱いていたのは、このスタジオとの別れが間近であるという寂しさでした。

また、会場内では足利市のイメージキャラクター「たかうじ君」の登場に大興奮する場面も。来場者の間に笑顔が広がり、アットホームな雰囲気に包まれました。訪れた皆さんは、グリーンバックで撮影した合成写真を楽しんだり、足利名物の「ポテト入り焼きそば」をおいしく味わったりしました。

来場者の想いと声


来場者127名から集まったアンケートでは、スタジオへの感謝や惜別の声がたくさん寄せられました。「まるで聖地巡礼のようで、訪れる度に楽しい思い出が増える」といった声や、「無くなってしまうのは寂しい、新たな場所での再開を望む」といった期待や願いが多く見られました。特に来場者の中には、見学の機会を惜しむファンの声が多く、足利スクランブルシティスタジオがどれほど愛されているかが伺えます。

スタジオの歴史を振り返る


足利スクランブルシティスタジオは、2019年にほぼ実寸大のスクランブル交差点を再現したオープンセットとして誕生しました。以来、約70本もの映像作品で使用され、その映像制作の可能性を広げてきました。しかし、2025年末に契約満了を迎え、運営が終了することが決定しています。このスタジオが持つ独自の魅力は、映像クリエイターたちにとって新たな舞台として親しまれてきました。

驚くべき様々な活用


スタジオでは、映画やドラマ、CMだけでなく、ミュージックビデオにも活用され、数多くの作品に新しい風を吹き込んできました。これにより、ロケ地の選択肢が広がり、より多様な表現が可能になっています。

未来への展望


足利スクランブルシティスタジオは今後も、ギークピクチャズを通じて新たな映像表現を生み出すための努力を続けていくとのこと。特に、360°CGで実在の場所を再現する「DRL(デジタル・リアリティ・ロケーション)」といった新たなサービスの提供にも期待が寄せられています。これからも時代に応じた最先端技術を活かし、更なる映像作品の質の向上に努めることでしょう。

最終イベントでの記憶は、きっと訪れたファンの心にいつまでも残ることでしょう。足利スクランブルシティスタジオ、あなたの存在は永遠です。


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