BYDの新発表
2025-01-27 15:34:23

BYDが日本市場での新たな挑戦を報告する発表会を開催

BYD、最新の事業戦略を日本市場に向けて発表



2025年1月24日、横浜を拠点とするBYDジャパン株式会社とBYD Auto Japan株式会社のリーダーたちが、東京ベイのシティーサーキットで「BYD事業方針発表会2025」と題されたイベントを開催しました。この発表会は、BYDが日本市場において20年という重要な節目を迎える中で行われ、今後の乗用車や商用車事業の戦略が明らかにされました。

乗用車部門の展望


発表会では、BYDジャパンの社長、劉学亮氏が主導し、乗用車部門の重要な施策としてPHEV(プラグインハイブリッド車)の日本国内導入計画を発表しました。また、2027年までにBEV(バッテリーEV)を含む7〜8モデルのラインアップを整える方針が示され、これにより日本のeモビリティ社会の発展に対する貢献を表明しました。

商用車部門の重要な進展


商用車部門では、2030年までに累計4,000台のEVバス「J7」を販売するという野心的な目標が設定され、2026年からはEVトラックの展開が予定されています。これにより、BYDは日本国内での運輸部門のeモビリティ化を加速させる狙いです。

J7の初公開


発表会の注目の一環として、新型中型EVバス「J7」が初めてお目見えしました。このバスは、日本市場に基づいた専用設計で、2.3mの車幅に適合し、最新技術のインホイールモーターを搭載しています。会場では、その存在感に拍手が寄せられました。

成長を支える新たなビジョン


また、商用車部門の執行役員、石井澄人氏は、EVバスの日本での導入実績を振り返り、この分野における持続可能なインフラの重要性を強調しました。BYDのコアテクノロジーであるリン酸鉄リチウムイオン電池の特性が、信頼性の高い運行を実現しているとし、さらなる市場シェア拡大を目指す意向を示しました。

期待の高まる乗用車ラインナップ


乗用車事業においては、BAJの社長、東福寺厚樹氏が壇上に立ち、日本での販売実績を報告しました。前年比での販売数が大幅に増加している中、それに続く新モデルとしてBYD SEALION 7の導入が期待されています。さらに、アピールされたのは、今後のPHEVモデルの投入への期待であり、年ごとに新たなモデルを追加することで市場のニーズに応えることを約束しました。

BYDの未来


この発表会は、BYDジャパンが創造する未来の輪郭を描くものであり、従来のビジネスモデルから新たな市場戦略へと進化していることが感じられます。今後の数年で、BYDは日本のeモビリティ市場での存在感をますます強めることでしょう。今後の展開に乞うご期待です。


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