2025年北京の音楽祭にボカロクリエイターが登場！

北京スーパーストロベリー・ミュージック・フェスティバル

2025年5月2日から4日までの3日間、中国の北京で開催される「2025年北京スーパーストロベリー・ミュージック・フェスティバル」では、音楽クリエイターの祭典が盛り上がります。このイベントは、中国最大級の音楽フェスであり、2009年から続く歴史ある音楽祭です。これまでに49の都市で延べ161回の開催を数え、800万人以上の観客が集まる大規模な音楽イベントへと成長しています。

このフェスティバルでは、ボカロカルチャーを代表する人気ボカロPやDJによる特別ステージ「The VOCALOID Collection TIME」が行われ、注目のアーティストたちが出演します。具体的には、南ノ南、なみぐる、夏山よつぎ、そしてTeddyLoidといった才能豊かなアーティストが登板し、彼らの特異な音楽スタイルで観客を楽しませることでしょう。

特に、TeddyLoidは日本とアメリカを拠点に活動する音楽プロデューサーで、近年ではAdoによる「踊 / 唱」が大ヒット。その人気は国境を越え、様々なジャンルを融合させています。他のクリエイターたちも独自の魅力を放っており、夏山よつぎはジャズポップを基盤にし、特にボカロ曲で愛される存在です。その代表作『ころしちゃった』は、YouTubeで100万回再生を突破しました。

また、なみぐるは、ずんだもんとR&Bを融合した楽曲で知られ、コミカルなスタイルの南ノ南も多くのファンを魅了しています。ボカロの枠を超え、彼らの幅広い音楽活動が多くのリスナーを熱狂させています。

この音楽フェスは、ただのイベントにとどまらず、ドワンゴが策定したクリエイター連携プログラム「Asia Creators Cross」の一環でもあります。日本から世界、また世界から日本へのクリエイターの交流を目指し、様々なアーティストが集うことで新たなコミュニティが形成されます。