東都大学野球連盟のドラフト選手に金融教育セミナーを実施

東都大学野球連盟のドラフト選手を対象に金融教育セミナー

2025年11月25日と28日の2日間、ブロードマインド株式会社が、東都大学野球連盟のドラフト指名選手たちをテーマにした金融教育セミナーを開催しました。このセミナーは、選手たちがプロとしてのキャリアを積むために必要な金融知識を習得することを目的としており、参加者にとって非常に有意義な時間となりました。

開催の背景

プロ野球選手は一般の職業と比べ、在籍年数が短い傾向があります。平均在籍年数は約7年、引退年齢はおおよそ27歳です。このような早いキャリアの中で、選手たちが将来に向けて計画的な資産形成を行うことは、極めて重要です。しかし、多くの若いプロ選手は高額所得に伴う税金や資産管理についての知識に乏しいのが現状です。そこで、ブロードマインドはジャンル外の活動として、このセミナーを通じてプロ野球選手の未来を見据えたライフプラン作りを支援することに決めました。

セミナーの概要

セミナーはブロードマインドの本社オフィスで行われ、参加した選手は合計11名。各大学から、東洋大学、亜細亜大学、日本大学、上智大学、立正大学、青山学院大学、中央大学の選手が集まりました。講師は同社の取締役、大西新吾氏が担当しました。内容は多岐にわたり、選手たちにとって非常に充実したプログラムが用意されています。

主なセミナー内容

1. プロとしてのライフプラン
キャリア全体を見据えた人生設計の重要性や、必要資金の試算について。
2. 税金と社会保険料の基礎知識
年俸や手取り金額の違い、税金仕組み、確定申告の注意点などを解説。
3. 資産管理と税金対策
必要経費の計上方法や、青色申告のメリットなど。
4. 資産運用の基本原則
分散投資や長期投資の重要性、資産形成における生命保険の活用法など。
5. 先輩選手の教訓
過去の投資詐欺例や、契約金の使い方についての実務的なアドバイス。

セミナーを受けた選手たちの感想も非常にポジティブで、「お金の使い方を学ぶことができた」、「投資や資産運用についての基礎を知る良い機会となった」など、多くの感想が寄せられました。特に、正木悠馬選手からは「社会人になるための役立つ内容が多く、今後の人生に備えて資産運用を考えるきっかけになった」との意見があり、非常に高評価でした。

ブロードマインドのビジョン

ブロードマインドは「金融の力を解き放つ」をパーパスに掲げ、様々な人々のライフプランのサポートに取り組んでいます。特に、プロスポーツ選手のように収入の変動が激しい職種に対しては、実践的な金融教育を提供し、個別サポートを行っています。今後もこのような取り組みを続け、より多くの人々に向けた金融サービスを進化させていきたいと考えています。

ブロードマインド株式会社は、金融的アドバイザーとしてだけでなく、社会全体の金融リテラシーの向上を目指して活動しています。セミナーのような具体的な取り組みを通じて、選手たち一人ひとりが将来を見据えた選択をする手助けをしていく姿勢は、今後ますます注目されることでしょう。