音楽食堂の魅力
2026-08-10 10:50:05

音楽と食でつながる子どもたちの心「こども音楽食堂」原宿の感動体験

展示された調和への新たなアプローチ



去年の7月、原宿のWITH HARAJUKUで行われた「こども音楽食堂」は、200名以上の子どもたちを対象に音楽と食という二つの要素を融合させた教育的な取り組みとして注目を集めました。このイベントは、株式会社シルバーバックス・プリンシパルが支持し、文化芸術に触れにくい子どもたちに向けて音楽の素晴らしさを伝えることを目的としています。

特別プログラムの詳細



イベント期間中の3日間は全12公演が行われ、パシフィックフィルハーモニア東京の楽団員たちが主役となりました。場内の演出には、吹き抜けの2階からのトランペットのファンファーレや、打楽器奏者がエスカレーターから登場するパフォーマンスなど、観客を楽しませる工夫が随所に施されました。子どもたちはその特別な環境で、耳で感じるだけでなく、目で見て、五感全体で音楽を体験しました。

調和の力を伝える



このイベントで最も重要なメッセージは、「調和の力」です。オーケストラの演奏は、一人ひとりの個性を活かしながらも、協力し合って一つの音楽を創り上げることに焦点を置いています。このプロジェクトを通じて、子どもたちには互いの音を聴き合い、呼吸を合わせていくことの大切さを感じてもらうことを目指しました。実際に参加した子どもたちからは、音楽の中で存在する多様性とその調和がもたらす美しさに深い感動を覚えた様子がうかがえました。

体験談 – 子どもたちの声



小学5年生の加理愛さんは、「一人で演奏していると、どんな曲か分からなかったけれど、みんなで演奏を合わせると、素敵な曲になるから驚きました」と参加への感動を語ります。さらに小学2年生の理央さんは、「さまざまな音が重なって、面白かった」とコメントし、5歳の涼真くんは、「いろんな楽器が見られて楽しかった!」と目を輝かせていました。

こうした子どもたちの率直な言葉からは、音楽が持つ力や、仲間と一緒に楽しむことの価値を体感した様子が窺えます。

演奏者からの視点



演奏に参加したパシフィックフィルハーモニア東京のヴァイオリン奏者、剣持由紀子さんは、「普段はホールで演奏しているため、聴衆との距離感があるのですが、子どもたちと近くで一緒に音楽を作ることに新たな喜びを感じました」と振り返ります。また、オーケストラならではの魅力を「異なる音を持つ演奏者が集まって、一つの音楽を作るところ。子どもたちにはその過程も体感してほしいです」と語り、耳だけでなく五感で音楽を楽しんでもらえるよう心がけたことを強調しました。

今後の展開



「こども音楽食堂」は今後も、オーケストラの音楽を通じて子どもたちに新たな気づきを与える活動を続けていく予定です。様々な施設での開催を見据えており、音楽を楽しむだけでなく学びを深める場となるでしょう。

これからも音楽を通じた素晴らしい体験が、子どもたちの心に響くことを期待しています。


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