F&LC、歴史と未来を背負い海外展開を加速
株式会社FOOD & LIFE COMPANIES(F&LC)は、海外事業のさらなる拡大を目指して、2月7日にはマレーシア1号店のオープンをもって海外店舗数が200を突破したことを発表しました。この迅速な成長は、日本で磨き上げたブランドをそのまま海外のお客様に届けたいという強い想いから始まっています。
F&LCの経営理念は、「変えよう、毎日の美味しさを。広めよう、世界に喜びを。」というものであり、これを実現するために、全店がグループ直営の形式で運営されています。これにより、日本で経験を積んできた社員が各国で現地スタッフと共にマネジメントを行い、スシローの品質を維持しています。
スシローの成功と今後の展望
スシローは、1984年に創業され、以来40年以上にわたり進化を続けています。2011年には日本の回転寿司市場で売上第1位を獲得し、その後13年連続でトップの座を維持しています。さらに、海外進出の一環として、2011年には韓国に初の海外店舗をオープンし、その後も台湾や香港、シンガポールなど、アジア地域を中心に拡大を続けています。
2024年には米国に「杉玉」、2025年には再びマレーシアにスシローをオープンさせ、F&LCのグローバル戦略が実を結んでいることを示しています。また、2023年にはインドネシアにも進出し、そこでも現地の文化に配慮したメニューを展開するなど、国際的な市場でも柔軟に対応しています。
大阪・関西万博での挑戦
さらなる注目ポイントは、2024年4月13日より開催される「大阪・関西万博」に出店予定の「スシロー未来型万博店」です。この店舗は、「まわるすしは、つづくすしへ。―すし屋の未来 2050―」をテーマにしており、寿司業界の未来を見据えた新たな挑戦となります。
F&LCは、グローバルな外食企業として、日本を代表する品質の寿司を世界中のお客様に提供することを使命としています。この箱の中に詰まった魅力ある寿司の体験が、各国のお客様にどのように受け入れられるのか、非常に楽しみです。
2050年へ向けた歩み
スシローは、グローバル展開を続ける中で、各国の食文化を尊重しながら、日本で培ったノウハウを活かして、現地市場に最適化した商品を提供しています。F&LCは今後も、2030年には310〜320店舗の達成を目指しており、さらなる海外進出が期待されます。
このように、日本の食文化を世界へ広める取り組みに、F&LCは注力しています。寿司という味覚を通じて、異なる文化の架け橋となることを願いながら、今後の展開に注目が集まります。