米国競馬市場にAI予想サービスを提供するグラッドキューブ
このたび、株式会社グラッドキューブが米国子会社のSPAIA, Inc.とともに、新たな競馬予想サービス「StableGenius」の開発に着手しました。これは、2025年11月14日から始まるプロジェクトで、デジタル化が進む米国競馬市場をターゲットとしています。
デジタル予測市場の急成長
最近、米国ではスポーツベッティングの合法化が進んでおり、デジタル空間での「予測」や「ベット」が新たな文化として浸透しています。しかしながら、伝統的な競馬市場は依然としてデジタル化の波に取り残されており、特に年配のファン層に偏った構造が見受けられます。こうした状況において、グラッドキューブは「競馬体験のデジタル変革」を志向し、新たな機会を見いだしました。
StableGeniusの革新性
「StableGenius」は、直感的なUIデザインと信頼性のあるAI技術を融合させた全く新しい競馬予想プラットフォームです。米国の主要な12競馬場から収集したデータを活用し、ユーザーに対して「より深いデータ活用」を図ることで、初心者から経験者まで誰もが使いやすい設計を目指しています。
1. オリジナルデータとAIによる予想支援
本サービスでは、公式データに加えて、各馬のコンディションや走りに関する詳細データを独自手法で収集しています。ちょっとした助けとなるAIが、スピード指数や馬場適性、騎手との相性などを統計的に分析し、客観的な根拠を提供。これにより、ユーザーは面倒なデータ分析から解放され、予想を楽しむことに集中できます。
2. 日本の競馬文化を取り入れたローカライズ
日本の競馬文化で使用されている「印(◎○▲)」の概念を米国市場向けにアダプトし、ユーザーに直感的に理解しやすい形式でAIの分析結果を表示します。これにより、経験豊富なファンも手軽に自分の予想を拡張することが可能になります。
3. シンプルで効率的なユーザーエクスペリエンス
初めて競馬に挑戦する方には、シンプルな購入フローチャートを提供し、複雑な券種選択を省略します。これにより、数ステップで購入までたどり着くことができる直感的な体験を提供します。一方で、経験者には「印」を利用した効率的な買い目構築が可能なので、様々なニーズに適応したプラットフォームを実現します。
開発の段階と今後の展望
このプロジェクトは複数のフェーズで進行し、まずはMVP(実用最小限の製品)の構築を目指します。2026年にはアフィリエイト収益やパートナーシップによる収益獲得を見込んでおり、最終的にはグローバルなプラットフォームへと成長していく予定です。
効果的な情報発信
Live感のある情報発信を強化するために、YouTubeなどの動画プラットフォームを通じて、プロジェクトの進捗やAI技術に関する情報を発信していく計画です。こうしたコミュニケーションにより、プロジェクトへの理解を深め、ファンの支持を集めていくことを目指します。
新しい収益の柱
この「StableGenius」の開発を通じて、グラッドキューブは新たな収益モデルの構築を図り、競馬市場におけるリーディングカンパニーとしての地位を確立することを目指しています。これからの展開に、ぜひご注目ください。