香川ファイブアローズの近藤崚太選手がさいたまブロンコスへ移籍決定

香川ファイブアローズに所属していた近藤崚太選手が2025年6月30日をもって契約満了となり、さいたまブロンコスへの移籍が発表されました。近藤選手は、香川に来てから数シーズン過ごし、キャプテンとしてチームを引っ張ってきた存在でした。

近藤選手は1996年8月12日生まれ、静岡県出身の190cm、85kgのシューティングガードです。彼は常葉大学を卒業後、バスケットボール界でのキャリアをスタートさせました。特に、2019年には三遠ネオフェニックスで特別指定選手としてプレーし、その後ベルテックス静岡、長崎ヴェルカ、アースフレンズ東京Zを経て、香川ファイブアローズに加入しました。

近藤選手は香川に移籍して以来、強い意志をもってシーズンを支えてきましたが、チームを優勝に導くことができず、香川を去ることを非常に悔しく思っています。彼はコメントで「チームのキャプテンとして、昇格と優勝を皆さんに届けられなかったことが残念です。プレーオフの日が夢に出てくることさえあります。しかし、どんなに悔しくても、新シーズンが来る限り、前に進んでいきます。次に皆さんの前でプレーするときは、勝利を争う相手としてお会いすることになります」と語っています。

彼のメッセージからは、香川での経験が非常に充実していたことが伝わります。彼にとって四国生活は初めての経験であり、多くの努力と成長があったことでしょう。近藤選手は「香川のバスケ熱がさらに高まることを願っています。もし私が少しでも文化形成に貢献できていたのなら、それを嬉しく思います」と述べました。

香川ファイブアローズの代表取締役社長兼ゼネラルマネージャーの生岡直人氏も、近藤選手の活躍を称賛しました。「新しいメンバーが多く参加する中、キャプテンとしてチームをまとめ上げてくれました。彼のプレーや仲間とのコミュニケーションは、シーズン通して非常に重要でした。特にプレーオフでは、彼の覚悟を改めて感じさせられました」とコメントしています。

近藤選手の今後のキャリアには、さらに大きな期待が寄せられています。さいたまブロンコスでの新たな挑戦が、どのように彼を成長させていくのか楽しみです。現在のサポーターたちにも試合中に彼と対戦することが楽しみであり、両チームのさらなる進化を期待しています。香川ファイブアローズでの経験を活かし、近藤選手が新天地でどのようなプレーを見せるのか、注目です。