黒沢薫と中西アルノの音楽の進化を感じる『Spicy Sessions』最新収録インタビュー

音楽の瞬間を共有する『Spicy Sessions』

株式会社TBSテレビが制作する音楽番組『Spicy Sessions』は、ゴスペラーズの黒沢薫と乃木坂46の中西アルノがMCを務め、これまでにないスタイルで音楽を楽しむことができる番組です。音楽ファンの想いが詰まったこの番組は、今月も新たなゲストを迎え、充実した収録が行われました。

注目のゲストと共に

今月のゲストは韓国出身のシンガーソングライターKと、日本のシティポップの代表的なアーティスト土岐麻子です。Kはデビュー20周年を迎え、黒沢とのセッションではスティーヴィー・ワンダーの名曲「Isn’t She Lovely」を披露しました。黒沢は楽曲のアレンジにこだわり、Kが歌い始めるタイミングでセッションをスタートさせるベストなプランを提案。その瞬間、セッションの魅力が生まれました。

中西アルノは、レディー・ガガとブルーノ・マーズの「Die With A Smile」を歌い上げる中で、新たなボーカルアプローチを試み、観客を魅了しました。観客からは暖かい拍手が送られ、その反響は計り知れません。

音楽の成長を感じる収録

次に迎えた土岐麻子は、独自の魅力を放つマニアックな曲「KAPPA」を披露しました。その際、黒沢も音楽の成り立ちを解説し、視聴者に新たな音楽の楽しみ方を教えてくれました。また、土岐とのセッションでマイケル・ジャクソンの「Human Nature」を選曲するという挑戦もあり、番組の柔軟性と新たな取り組みが光ります。

収録後、黒沢と中西は互いのスタンスについて話しあいました。中西は自身がまだ不安を抱えつつも、黒沢への信頼を感じながら毎回のセッションに取り組んでいることを明かしました。一方で黒沢は、この番組が自身にとっても大切な修行の場であると述べ、互いに成長を促し合う関係を築いていることを強調しました。

プログラムのスタイルは進化し続けており、音楽を通じて心のエネルギーを感じられることが視聴者の心に響きます。黒沢は、以前よりも多くの引き出しを持つようになったと語り、新しい体験を得ることの喜びを享受しています。中西も、視聴者の期待に応えつつ新しいチャレンジを続け、音楽の多様性を感じ取っています。

『Spicy Sessions』は、ただの音楽番組ではなく、出演者たちの成長記録でもあります。新たなアーティストとの出会いやセッションは、視聴者に感動を与え続け、多くの人に愛されています。