可憐なアイボリー、4周年記念ライブの模様
2023年10月5日、東京のSpotify O-WESTで、アイドルグループ「可憐なアイボリー」は4周年を祝うワンマンライブを開催しました。今回のライブには12人のメンバーが全員登場し、彼女たちの新たな可能性を示しました。
当日は満員の観客が集まり、期待と熱気が会場を包み込みました。開演前からペンライトの海が広がり、「オーバーチュア」が響き渡る中、メンバーが登場すると大きな拍手が巻き起こりました。ライブのスタートはストーリー仕立ての演出から始まり、愛の国という幻想的な舞台が展開されます。
物語の中、愛の国の住人であるメンバーが次々と一言ずつセリフを発し、観客を夢中にさせるキャラクターに命を吹き込みました。そして、愛に悩む少女・橘美空が現れ、彼女を通じて「愛」をテーマにした物語が展開されます。リーダーの永尾梨央が煽りを入れた後、「君は必ず好きになる」でライブの幕が開きました。
会場は一体感に包まれ、楽曲が進むごとに観客たちのコールが響き渡りました。「かわいい顔の小悪魔です」「可愛い理由」など、続々と人気曲が披露され、最後のサビでシャボン玉の演出が会場の雰囲気を一段と盛り上げます。この初めのブロックでは、メンバーの個性が光り、観客に“好き”という気持ちを思い起こさせました。
次のセクションでは、メジャーデビューアルバム「白じゃいられない」のリード曲「恋の矢印」が登場し、メンバー全員が「私はもう白じゃない」と力強く歌い上げます。遊園地のような映像が背景となり、観客のテンションはさらに盛り上がりました。
この日のライブのハイライトの一つは、新曲「愛の国と星のダンス」です。初披露となったこの曲は、4周年を記念する特別な意味を持ち、まるでミュージカルのフィナーレのような壮大な演出が印象的でした。
続く映像ブロックでは、彼女たちの4年間の活動の軌跡が振り返られ、感謝のメッセージがファンに送られました。メンバーはリーダーの永尾を始め、しっかりとした言葉で感謝を伝え、5年目への決意を固めていました。
後半戦では、開演の挨拶を受けて「金曜日のおはよう」や「推し変なんて許さない!」など、会場を揺るがすパフォーマンスが続き、特に人気曲「ファンサ」ではメンバーがファンに思い思いのファンサービスを提供しました。観客との一体感がさらに深まり、全員がこの瞬間を楽しんでいる様子が伝わります。
ライブの終盤には、メンバーの個々の思いも語られ、全員で未来に向けた意気込みを表明しました。「アイドルでよかった。」のパフォーマンスでは、アイドルとしての誇りと情熱が感じられ、ファンの心に響く瞬間が多々ありました。
そして、エンディングではアンコールが沸き起こり、再び12人がステージに上がり「少女たちとアイボリー」や「チームメイト」などを披露。5年目を迎えた可憐なアイボリーは、これからもファンとともに成長していくことを誓い合いました。ライブは「いつだって戦ってる」で締めくくられ、会場は感動的な拍手と歓声に包まれました。
全22曲をパフォーマンスした4周年のワンマンライブは、可憐なアイボリーの集大成とも言える内容であり、彼女たちがこれからどのように羽ばたいていくのか、期待が高まるばかりです。これからも、彼女たちの成長と挑戦を見守り続けたいと思います。