柿本ケンサク展の魅力
2026-09-01 15:18:31

新たな光の記憶を探求する柿本ケンサク写真展の魅力

柿本ケンサク写真展『いつでもいま – ガラスに映す光』のご案内



2026年9月23日から10月4日まで、東京代官山のgallery ON THE HILLで行われる「いつでもいま – ガラスに映す光」柿本ケンサク写真展。この展覧会は独特の視点で捉えた光の記憶を映し出す、特別な体験を提供します。

写真という表現の魔法


柿本ケンサクは映画や広告映像の制作を手がける傍ら、写真や現代美術作品の発表でも知られています。本展では彼が手掛けた新作『Hikari』シリーズが中心となっており、光を固定する写真と、光を揺らすガラスという異なる2つのメディアの交わりによって、「固定」と「流動」、「定着」と「融解」という緊張関係が描かれます。これにより、時空を超えた記憶の中での新しい対話が生まれるのです。

柿本の視線が捉えた瞬間


柿本は、ガラス作家三嶋りつ惠の手がける10点のガラス作品を、光を描き出すためのレンズとして使用しました。ほんの数ミリの位置や角度を微妙に変えながら、光の通過を捉えることで、彼は目の前の風景をそのまま写し取るのではなく、光や偶然と対話し、時間や季節、身体の揺らぎを写真の中に閉じ込めています。この新たな視点を通じて、私たちは記憶の痕跡を見つめ直すことができるのです。

モノリスのようなガラス


三嶋りつ惠のガラス作品は、透明度と粘度に優れ、周囲の環境と融合します。これらのガラスは、光を受け止め、屈折させ、普段は見えない気配を浮かび上がらせます。この作品たちはまるで私たちに見えない世界を明らかにし、存在感を与えてくれるのです。柿本は、ガラスを介することで、光と時間、記憶が本来は一つの連続体であることを私たちに示します。相互に存在するこの響き合いが、心を照らし、現実の「いま」を形作ります。

展覧会詳細


本展は、代官山ヒルサイドテラス・ヒルサイドフォーラムで開催され、入場は無料です。開場時間は12:00から19:00まで(最終日は11:00から17:00まで)。多彩な作品群が展示され、写真集や展示販売作品も楽しむことができます。また、特に注目すべきは、10月3日に行われるトークイベントです。このイベントには、柿本と三嶋が登壇し、それぞれの作品に込めた「光」や「時間」について深く語ります。

特別な記憶の瞬間を体験し、光がどのように私たちと対話するのかを一緒に探求するこの展覧会に、ぜひ足を運んでみてください。心に残る新たな発見が待っています。


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