食品安全委員会が開催する第1002回会合の見どころとは

食品安全委員会第1002回会合の詳細

食品の安全を確保するために重要な役割を果たす食品安全委員会（FSC）が、令和7年11月4日（火）14:00から第1002回の会合を開催します。この会合は、さまざまな食品の安全性を評価し、消費者に適切な情報を提供する場として機能しています。

開催場所と形式

会合は、東京都港区赤坂の赤坂パークビル内にある食品安全委員会大会議室で実施されます。一般の方も参加できる傍聴形式となっており、事前の登録を行うことで会場での傍聴や動画配信の視聴が可能です。動画での視聴を希望する方には、登録後に視聴に必要なURLが送付されるため、参加が難しい方にも情報提供が行われます。

議題の内容

会議では主に二つの重要な議題が議論されます。まずひとつ目は、「農薬第三専門調査会」による審議結果の報告です。この中では、新規農薬「ベンゾビシクロン」に関する安全性評価が行われ、その結果が消費者や業界関係者に向けて発表されます。農薬の安全性が議論されることは、農業においても重要な意味を持つため、注目すべきポイントです。

ふたつ目は、遺伝子組換え食品に関する議論です。「KY10995/pAM7-122株を利用して生産された5-アミノレブリン酸リン酸塩」という特定の遺伝子組換え食品について、専門調査会からの評価結果が報告されます。消費者が安全に食べられる食品を提供するために、遺伝子組換え食品の評価は欠かせない要素となっています。

傍聴の申し込み

傍聴を希望する方は、事前に内閣府共通意見登録システムを通じて申し込む必要があります。申し込み期間は10月31日12時までで、先着順での受付となります。傍聴席には限りがあるため、多くの参加希望者がある場合、すべての方が入場できない可能性もあることをご了承ください。

また、会場での傍聴席が満席の場合でも、動画配信により会合の様子をリアルタイムで観ることができるため、登録を行うことで情報源を確保することができます。