富良野・志賀高原・妙高が「Ikon Pass」に加盟し、世界へ魅力を発信。

世界最高峰のスキーリゾートへ

西武・プリンスホテルズワールドワイドが運営する北海道の【富良野スキー場】、長野県の【志賀高原焼額山スキー場】、新潟県の【妙高杉ノ原スキー場】が、2025年冬季より「Ikon Pass」への加盟を発表しました。この加盟により、世界のスキーリゾートを網羅するグローバルなシーズンパスが提供され、スキー愛好者に新たな体験が約束されます。

「Ikon Pass」って何？

「Ikon Pass」は、北米を中心に、ヨーロッパを含む約70のスキーリゾートを利用できる共通シーズンパスです。加入者は、各リゾートでのスキーをサブスクリプション形式で楽しむことができ、これによりスキー体験がより高級なものになります。アジアでもスキー市場の伸長が見込まれる中、日本の雪質はその美しさから高く評価され、世界中のスキーヤーが注目するポイントとなっています。特に、昨今のインバウンド利用客は、コロナ前の約2倍に達しており、訪れる外国人も増加傾向にあります。

スキーリゾートの魅力

各スキー場はそれぞれ異なる魅力を持っていますが、共通しているのはその雪質の素晴らしさです。富良野スキー場は「Furano bonchi powder」と称される、粉雪の滑らかさが特徴で、28コースを用意。加えて、景観も美しい十勝岳の山々を眺めながら滑ることができ、初級者から上級者まで楽しめる多様なコースがあります。最長滑走距離はなんと4,000m。

志賀高原焼額山スキー場は、標高2,009mに位置するため、常に良質な雪が提供され、多彩なコースが流れる「自然の地形」を活かした設計が魅力です。最長滑走距離2,430mの専用コースに加え、素晴らしい眺望が広がる環境を体感できるのもポイントです。

元々外国人客に人気が高いパウダースノーが非圧雪で楽しめるため、「Ikon Pass」ホルダーに最適なスキー場となるでしょう。

さらに、妙高杉ノ原スキー場は、美しい樹木に囲まれた多彩なコースが広がっています。標高差1,124mの大自然を有効に生かしたレイアウトは、雪が降り積もる音を聞きながら滑る非日常の体験を提供します。特に上級者向けの非圧雪ゾーンでは、パウダースノーをたっぷりと楽しむことができます。これらの特別な体験は、すべて「Ikon Pass」によって実現されます。

これからの展望

今回の「Ikon Pass」への加盟は、各スキー場の更なる発展の契機となるでしょう。代表の金田佳季氏は、今回の加盟を通じて「世界基準のサービス提供を目指し、旅行者に心に残る体験を提供する」とコメントしています。スキー界の新たなスタンダードともなりうるこの取り組みは、今後、国内外のスキー愛好者を魅了していくに違いありません。

それぞれのスキーリゾートは、ユニークな特性と魅力を持ち、参加することで得られるすべての特典を通じてさらに広がっていくことでしょう。

さあ、2025年の冬には、この新しいシーズンパスを使って、極上のスキー体験をご堪能ください！