スポーツと学びの両立を目指すSTUDY SPACEの挑戦

「スポーツを続けたい、でも学業も大切。」そんな悩みを抱える中高生たちに向けて、生まれた学習塾がSTUDY SPACEです。全国のスポーツに情熱を注ぐ子どもたちが、夢を追いかけながらも学びを続けるための環境を提供し、キャリア支援に注力しています。ここでは、その活動や目指している未来をご紹介します。

背景｜子どもたちの学びと未来を守りたい

日本全国の中高生アスリートたちは、日々の練習や試合に追われ、学業に対して多くの不安を抱えています。「練習がある日は勉強が手につかない」「内申が推薦基準に達しない」「進学先のビジョンが描けない」といった声が多く聞かれます。

こうした問題を解決するために、STUDY SPACEは「スポーツに励む選手の学業離脱を防ぎ、文武両道とキャリア形成を支援する」というミッションを掲げています。

STUDY SPACEの取り組み｜文武両道の実現

STUDY SPACEの特長は、オンライン個別指導とクラブチーム内での塾運営支援にあります。学習カウンセリングやスポーツ推薦対策を通じて、選手たちがスポーツ活動を続けながら学業を両立させるための環境作りを行っています。特に注目したいのは、キャリア支援です。

プロを目指す選手に対しては、高校・大学進学の際の支援や、卒業後のキャリア形成に向けたアドバイスを提供。また、プロを目指していない選手や進路変更を考える選手にとっても、学校選択や就職の道を一緒に考え、「夢が変わっても夢は続く」というポジティブなメッセージで伴走します。

体験会から見えた未来の可能性

2025年に、埼玉県と千葉県のクラブチームで実施した学習体験会では、選手たちが仲間と共に勉強に取り組む姿が見られました。授業中の集中力や、休み時間に自主的に学ぶ姿勢に、参加者全員が驚かされる場面もありました。「スポーツの仲間と一緒だから頑張れる」と感じる子どもたちの姿に、私たちも大きな期待を寄せています。この体験を通じて、勉強は「やらされるもの」ではなく「自分たちで取り組むもの」として前向きに捉えられていることに、私たちの目指す“学びの風景”が現れています。

April Dreamで描く未来｜すべての子どもに学びの選択肢を

STUDY SPACEのApril Dreamは、すべてのスポーツ選手が文武両道を実現できる社会をつくることであり、都市部や地方、経済状況にかかわらず、誰もが学び続けられる環境作りを目指しています。勉強の遅れや進路不安から、スポーツを諦めてしまう子を減らすことは私たちの使命です。

「夢を持ち続けたい、その夢を現実にする力を育てたい」との強い思いから、STUDY SPACEは教育インフラとしての役割を果たすことに尽力しています。また、オンライン指導やクラブとの提携を通じて、広範なサポートを展開しており、選手たちの学びと成長を支えています。