UM English Lab.登場
2025-03-14 19:27:51

洋楽で英語を学ぶ新しいプラットフォーム「UM English Lab.」が開設

「UM English Lab.」の誕生



ユニバーサル・ミュージック合同会社が新たに提供するプラットフォーム「UM English Lab.」が、2024年3月14日(金)に堂々のオープンを迎えました。このプラットフォームの特徴は、数多くの洋楽アーティストの楽曲をもとにした英語のオリジナル副教材を、全国の英語教師に無償で提供することです。これにより、教師は自身の授業に新たなリソースを求めることができ、学生たちにはより楽しく、効果的な英語学習の機会がもたらされます。

洋楽を活用した授業のメリット



「UM English Lab.」では、ザ・ビートルズやカーペンターズといった伝説的なアーティストから、現在の人気アーティストに至るまで、幅広い楽曲を使用。このように、多彩な音楽ジャンルを取り入れることで、生徒たちは洋楽を楽しむと同時に、英語の理解を深めることができるのです。音楽を通じて文化を知ることは、単なる英語教育を超え、国際的な感覚や理解を育む手助けとなります。

このプラットフォームの誕生により、特に“洋楽離れ”が懸念される若年層へのアプローチが強化されることが期待されています。英語の授業に楽曲を取り入れることで、教員の労働時間削減も図ることができますし、生徒たちにとっては英語がより身近な存在となり、苦手意識を克服する手助けになります。

実際のところ、最近の調査では96%の生徒が「洋画・洋楽を使用した授業は楽しい」と回答しており、これはこの新しいプラットフォームが求められている証拠とも言えるでしょう。

様々なコンテンツの提供



「UM English Lab.」は教材の配布に留まらず、WEBやSNSを通じて洋楽と教育に関する情報、インタビュー、さらには国が推し進める“非認知教育”と洋楽を結びつけたコンテンツも発信していきます。これにより、音楽から得られるメッセージを生徒たちが理解し、学ぶ姿勢を持ってもらうことを目指しています。こうした新たな取り組みが、音楽会社としてのユニバーサル・ミュージックの枠を超え、日本の教育に新たな風を吹き込むことを狙っています。

開設イベントの様子



立ち上げ同日の3月14日、渋谷区立原宿外苑中学校で行われた発表イベントでは、駒崎彰一校長とユニバーサル・ミュージックの社長藤倉尚氏が挨拶を交わしました。その後、トーク・ゲストとして登場したクリスタル・ケイさんが、洋楽を活用して英語を学ぶことの楽しさや重要性を約90名の中学生に語りかけました。

イベントの後半では、実際に「UM English Lab.」の教材を用いた授業のデモンストレーションが行われました。レディー・ガガの「Born This Way」を教材として使用し、曲の背景や歌詞、発音の説明が行われました。その結果、生徒からは「音のつながりを意識することで、すぐに聞き取れるようになった」といった感想が寄せられ、洋楽を通じた学びの効果を実感した様子が伺えました。

未来への展望



今回の取り組みを通じて、ユニバーサル・ミュージックは日本の英語教育と洋楽市場の新たな可能性を創出し、その発展に寄与することを目指しています。ジャンルや国境を超えた音楽の力を借りて、教育の場に新たな価値を加えたいと考えています。ですから、今後の展開が非常に楽しみです。
オフィシャルサイトにて、教材のダウンロードや登録が行えますので、関心のある教師はぜひチェックしてみてください。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

関連リンク

サードペディア百科事典: ユニバーサル・ミュージック UM English Lab 洋楽教育

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。