映画祭と新たな挑戦
2025-12-19 12:22:55

ベルリン国際映画祭がもたらす新たな機会:ビジターズプログラム参加プロデューサー決定

ベルリン国際映画祭がもたらす新たな機会



2024年2月、世界の映画業界が注目するベルリン国際映画祭が開催され、併設されるヨーロピアンフィルムマーケット(EFM)にて「Berlinale Co-Production Market」の体験版である「ビジターズプログラム」が実施されます。このプログラムでは、国際共同制作への理解を深め、他国のプロデューサーとのネットワーキングを図ることができます。そちらに参加する映画プロデューサー3名が決定しました。この取り組みは、特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)が主催し、経済産業省の補助金プロジェクトの一環として行われます。

参加者のプロフィール



参加が決定したプロデューサーの紹介をします。彼らはそれぞれ異なるバックグラウンドを持っていますが、共通して映画制作に情熱を注いでいます。まずは岩瀬顕子さん。彼女は栃木県出身で、国際関係学を修め、演劇だけでなく映画製作にも幅広く貢献してきました。リドリー・スコット製作の映画や「特捜9」など、数々の作品に携わり、高い実績を誇ります。

次に、上浦侑奈さんは慶應義塾大学で美学や映画演劇論を学ぶ中、MBSで深夜ドラマのプロデューサーとして様々なクィア作品に関与。彼女が手がけるドラマは、常に新しい風を吹き込んできました。これまでの作品はNetflixやDisney+といったプラットフォームでも配信され、高評価を得ています。

最後に、佐藤圭一朗さん。新潟県出身の彼は、映画学校を卒業した後、日本映画制作において制作進行やラインプロデューサーとしての経験を重ねてきました。オムニバス映画『TOKYO!』の制作主任を務めた他、様々な映画の企画制作にも関わっています。

プログラム内容と今後の展望



ビジターズプログラムを通じて参加者は、国際共同制作の要点を押さえたマーケット活動を体験し、他国のプロデューサーと深いネットワーキングを築くことが期待されます。また、各国の助成金制度や国際共同制作における最新の動向についても学ぶことができます。

VIPOは、このプログラムを通じて参加者のプロジェクトが順調に進展するよう現地でサポートを行います。その成果や経験は、後日詳細なレポートとして発表される予定です。このような機会が、将来の映画制作に向けた新たな道を開くことを怖れず引き受けていくことが期待されています。

お問い合わせ



本プログラムやVIPOに関する詳細情報は、特定非営利活動法人映像産業振興機構の公式サイトまたは、下記のメールアドレスをご参照ください。E-mail: matching@vipo.or.jp

この機会に映画制作の新たなステージへと踏み出すプロデューサーたちの奮闘に、ぜひご注目ください!


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