美狂乱の新たなアルバム『ブラッドライナーズ』がついに登場
日本のプログレッシヴ・ロックシーンにおいて、長年にわたり愛され続けているバンド、美狂乱(BIKYORAN)。1980年代にデビュー以来、数多くの名曲を生み出し、独自の音楽性を確立してきました。そんな美狂乱が、2025年9月12日(金)に待望のニューアルバム『ブラッドライナーズ / BLOODLINERS』をリリースすることが決定しました。
進化を続ける美狂乱のサウンド
この新作アルバムは、2002年リリースの『アンソロジーvol.1』以来、長い時間を経ての新作として期待が高まっています。今回の制作においては、須磨邦雄氏の息子である須磨和声がヴァイオリンで参加し、彼の卓越した演奏技術が色彩を添えています。アルバムは富士山の脚下に位置する「Mountain North Studio」で録音され、自然の恵みを受けながら完成しました。
進化し続けるプログレッシヴ・ロックの魅力
新作『ブラッドライナーズ』は、従来のプログレッシヴ・ロックの枠組みにとらわれず、モダンでオルタナティヴなアプローチを試みています。キング・クリムゾンの影響が色濃く感じられる鋭いサウンドと、息をのむような演奏力がこのアルバムには凝縮されています。アルバムタイトルの通り、血縁関係にあるメンバーが心を通わせ、共同作業によって生まれた作品であることも重要な特徴です。
アートワークにも注目
アルバムのジャケットとブックレットには、写真家内藤忠行氏の作品が使用されています。彼はマイルス・デイヴィスのオフィシャルフォトグラファーとしても知られており、その洗練されたビジュアルがアルバムの格を一層高めています。写真に込められた表現は、美狂乱の音楽と深く結びついており、視覚的な楽しみも加わります。
ミュージックビデオも公開
また、アルバムのリリースに先立ち、1曲目「ショート・フィルム」のミュージックビデオがYouTubeで公開されています。メンバーの演奏シーンが捉えられ、特に須磨邦雄氏や妹の三枝晴美氏による力強いパフォーマンスが印象的です。さらに、アルバムの2曲目「ロック・ミー」は、9月9日から各種サブスクリプションサービスで配信が開始されます。
絶え間ない活動と新たな挑戦
美狂乱は1974年に結成されて以降、静岡を拠点にライヴ活動を行いながら、1980年にはプログレッシヴ・ロックのリバイバルの流れに乗り、キングレコードのNEXUSと契約。その後も多くの名アルバムをリリースし、音楽シーンで確固たる地位を築いてきました。様々な活動を経て、今回のリリースに至った彼らの音楽的旅路は、続く限り私たちを楽しませてくれることでしょう。
リリース情報
- - アーティスト: 美狂乱 / BIKYORAN
- - タイトル: ブラッドライナーズ / BLOODLINERS
- - 発売日: 2025年9月12日(金)
- - 価格: ¥3,520(税込)
- - 商品仕様: 国内盤/初回完全限定盤紙ジャケットUHQCD
- - レーベル: June Dream
- - 購入リンク:
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美狂乱の新しい試みが詰まった『ブラッドライナーズ』、是非皆さんの耳で体験してみてください。