本田圭佑が主催する4人制サッカー大会、ヒトトヒトがスポンサー契約を締結

4人制サッカー大会「4v4」とヒトトヒトの提携

ヒトトヒト株式会社が本田圭佑氏が提唱する4人制サッカー大会「4v4」にスポンサーとして協賛したことが発表されました。この契約は、「サッカーの世界大会を全ての子どもに」という理念に基づき、子どもたちのスポーツ体験の機会を増やすことを目指しています。

変化するスポーツ環境

昨今の日本では、子どもたちのスポーツ離れが深刻な問題となっています。指導者の不足や遊び場の減少により、子どもたちがスポーツを楽しむ環境が著しく制限されています。特に家庭の経済状況によってスポーツに参加できない子どもたちも多く、2022年の調査では、世帯年収300万円未満の家庭において63.5%の子どもが週に1度もスポーツ体験をしていないことが明らかになりました。このような現状を受けて、ヒトトヒトは子どもたちがスポーツを楽しむ機会を提供することを目指す活動に取り組んでいます。

ヒトスタ！川越の開設

2024年11月には埼玉県川越市に屋内型多目的運動施設「ヒトスタ！川越」がオープンし、様々なスポーツやフィットネスが行える場として地域の活性化が期待されています。現在は地域のスポーツチームの練習場として利用されており、今後は全国展開も目指しています。このような活動を通じて、子どもたちに公平なスポーツ体験の機会を提供することが求められています。

4v4の新しいルール

本田圭佑氏が考案した「4v4」は、子どもたちの自主性を重視した新感覚のサッカー大会です。10分1本勝負のルールがあり、自由な交代が可能。攻撃時にはゴールキーパーもフィールドプレイヤーとして積極的に参加できることが特徴です。この大会では、監督やコーチがいないベンチ制度や、ポイント制度による何度でも挑戦できる仕組みが取り入れられており、子どもたちが主体的に試合に臨むことができるよう工夫されています。

4v4 JAPAN CUP 2025

ここで注目されるのが、2025年に開催予定の「4v4 JAPAN CUP」です。大会は4月から11月にかけて予選ラウンドが行われ、最終的に全国大会が12月に実施されます。予選を勝ち抜いた49チームが競い合うこの大会では、それぞれのカテゴリのチャンピオンが決定され、優勝チームには本田圭佑氏率いるスペシャルチームとの夢の対戦が用意されています。

このような取り組みを通じて、子どもたちの未来を支え、サッカー界全体の成長にも寄与していくことが期待されます。スポーツを楽しむ機会が広がることで、子どもたちが持つ夢の実現に向けた一歩となるかもしれません。