西村和彦が楽しむ大井川鐵道の旅
BS日テレで放送される「友近・礼二の妄想トレイン」の最新回で、俳優の西村和彦が静岡県の大井川鐵道を訪れ、鉄道の魅力に迫る旅が展開される。彼は鉄道への深い愛情を持ち、特に機械に対する知識は並外れたものがある。今回の旅では、復活した寝台特急ブルートレインに搭乗できることが期待されており、ファンからの注目も集まっている。
旅の出発地点は大井川鐵道の新金谷駅。西村は早朝にもかかわらず、大興奮で転車台に向かい、マシンガントークを展開。スタジオでは友近と礼二がその様子に圧倒されている様子が伺える。特に西村が白熱したトークを繰り広げる中で、彼の細かな視点につい耳を傾けてしまう場面が多い。
この日の旅の目玉であるビール列車では、新たな趣向が用意されており、西村は「姿も見たいし、飲んでもみたい」とワクワクが隠せません。かつて1970年代に人気を誇ったブルートレインが再び走る様子を見られることは、彼にとって特別な体験となるに違いない。
ビール列車を楽しむ前に、彼らはまず大井川鐵道の風光明媚な景色を楽しむことになる。雄大な大井川や、美しい緑の車窓が広がる中、友近は「ドラマの舞台にもなりそうですね」と感慨深く呟く。歴史的な駅舎を見ながら、彼女もまた旅の魅力に浸る。
次に登場したのは名物の駅弁。食事中は、西村がそのこだわりを話し始め、こだわり過ぎる理由にスタジオの2人が笑いを堪える場面も。さらに途中、千頭駅で訪れたSL資料館では、特に思い出深いエピソードを語り、愛息との思い出も披露。悲しい過去を振り返りつつ、友近が優しい言葉で彼をフォローする場面もあり、見る者の心を温かくする。
なお、旅の途中には台風の影響で不通となった区間もあり、バス移動を余儀なくされることも。しかし、西村はバスのハイテク機能に興味を示し、決して飽きることはない。彼の知識がどこにでも生かされる様子は、視聴者にとって引き付けられるポイントだ。
井川線に乗り換えた後、急勾配の区間をアプト式列車で楽しむシーンでは、車掌さんへの敬意を忘れない西村の姿が印象的。旅の後半が待ち遠しくなる中、ビール列車に乗って楽しむ姿がどのように描かれるか、今から期待が高まる。
このように西村和彦の鉄道旅は、鉄道愛溢れる彼の姿や、切ない思い出を交えた感動的な内容で構成されており、視聴者の心をつかむ要素が盛りだくさん。これからの後半は、一体どんな展開が待っているのか、ぜひ注目してほしい。