栃木日光アイスバックス100周年記念事業発表
日本最初のアイスホッケーチーム、H.C.栃木日光アイスバックスが2025年に創立100周年を迎えることを記念し、記者発表会が栃木県日光市の金谷ホテルで行われました。このセレモニーには、株式会社栃木日光アイスバックスの代表取締役、セルジオ越後氏とチームディレクターの土田英二氏が出席し、日光市長の瀬高哲雄氏も来賓として参加しました。
記念事業の概要
記念事業の企画名は「古河電工アイスホッケー部 – H.C.栃木日光アイスバックス 100周年記念事業」です。スローガンは『100周年の軌跡、未来へのフェイスオフ』で、2025年7月から2026年6月の1年間にわたって活動が行われます。このプロジェクトのテーマは以下の三点です。
1.
100年の歴史を振り返る
古河電工アイスホッケー部からH.C.栃木日光アイスバックスへの道のりを振り返り、クラブの成り立ちや重要な出来事を伝えます。また、地域の支えがあったからこそ現在のチームがあることを強調します。過去の選手やスタッフの貢献を称え、次の100年に向けてのビジョンを語る重要な機会となるでしょう。
2.
アイスホッケーの普及活動
地域社会との結びつきを強化し、若い世代を対象にアイスホッケーの楽しさを広める取り組みを実施します。地域イベントを通じてスポーツ文化の発展に寄与し、地域のつながりを深める活動にも力を入れます。
3.
クラブの重要な瞬間を振り返る
100年という歴史の中で築き上げてきたクラブの存在感と地域への影響を振り返ります。タイトル獲得や記録的な試合のエピソードを特集し、地域とファンとの絆を再確認します。
各種イベントの予定
記念事業では多様なイベントが計画されています。
日時:2025年9月13日(土)・14日(日)
場所:栃木県立日光霧降アイスアリーナ
試合:日光アイスバックス vs レッドイーグルス北海道 の開幕戦
イベント内容:記念フェイスオフ、功労者表彰、特別映像の放映、OB選手の紹介など。
日時:2025年9月15日(月・祝)
場所:日光東照宮客殿
サブイベント:功労者表彰や過去の記念品展示など。
2025年9月より、日光東照宮や日光市役所にて過去の記念品やユニフォームを展示し、地域の皆様に100年間の歩みを振り返っていただく機会を設けます。
2025年7月中旬に、100周年を記念する特別な情報を集約したホームページを公開予定です。OB選手インタビュー動画など、ファン参加型の企画も展開予定です。
2026年4月に、寄稿や沿革、過去アーカイブを含む記念誌を自費出版する計画もあります。
さらに、地域密着活動として、日光市内の小学生を対象に試合観戦招待をはじめとした様々なコンテンツが計画されています。
最後に
100周年を迎えるH.C.栃木日光アイスバックスは、これからも地域と共に歩み、故郷の誇りを持ったクラブであり続けることを誓っています。記念事業を通じて、多くの方々にアイスホッケーの魅力と地域のつながりの大切さを再認識してもらえることを心より願っています。