舞台「幕ゲキ!! 〜monday wars〜」に出演する速水映人
2025年9月に上演予定の舞台「幕ゲキ!! 〜monday wars〜」に、表現者として幅広く活躍する速水映人が夜鷹役として出演します。この舞台は、世田谷区に拠点を置くイベント制作会社・RainbowWanderlust INCと株式会社七色の主催によるもので、幕末の江戸を背景にした人情時代劇です。
速水映人のプロフィール
速水映人は1985年に大分県で生まれ、18歳で上京。その後、梅沢富美男劇団で7年間修業を積む中で、舞台の真髄を学びました。退団後は、歌手の前川清のもとでさまざまな表現形式に挑戦し、近年では絵本や書籍の執筆も手掛けるなど、表現者としての活動を広げています。彼のブログ「徒然なるままに・・その日暮らし」では、日常の出来事や舞台に関する思いを綴っています。
役柄と舞台の内容
速水は、今回の舞台で上田操が演じる夜鷹・菖蒲の先輩役である「椿」を務めます。彼は二枚目から女役まで多彩に演じ分ける技術を持ち、観客を魅了するステージングに期待が寄せられています。物語は幕末の激動の時代に生きる夜鷹の椿と、元花魁の菖蒲の交流を描いており、二人の絆が時代背景や人々の内面を鮮やかに描き出しています。
椿の教えや影響は菖蒲に色濃く反映され、その感情の変化が物語全体を力強く支えています。幕末という歴史的背景の中で、人間の強さと脆さを見せるドラマは、現代に生きる私たちにも響くメッセージを秘めています。
心躍るステージを届けたい
速水映人は、舞台への出演に関して、「この度はご縁をいただき、七色さんの大切な作品に参加できることを楽しみにしています。女形として数多くの役を演じてきましたが、本物の女優さんと共演することには未だに緊張感があります。しかし、楽しく心躍るステージをお届けできるよう精一杯努めます」とコメントしています。さらに、彼は舞と書道の融合にも注目してほしいと語っています。
MAItoINKとの特別コラボ
本公演では、アーティストユニット「MAItoINK」との特別コラボパフォーマンスが予定されており、ダンスパフォーマーのやっくん(鈴木康洋)と書道パフォーマーのもっくん(MOGRA)が登場します。彼らの新しい表現が速水の舞台経験と結びつき、観客に新たなエンターテインメント体験を提供します。
舞台「幕ゲキ!! 〜monday wars〜」の公演概要
この舞台は、笑いと涙を交えた人情時代劇で、幕末の江戸を舞台に、官軍と幕府軍の戦いを描いています。医師の長庵が両者の侍を助ける中で展開される珍騒動を通じて、庶民の力強さや人間ドラマが描かれます。
公演は2025年の9月5日から7日までの5公演、CBGKシブゲキ!!で行われます。
チケットは2025年5月から販売予定で、詳細や新キャストについての発表も今後予定されています。ぜひ、幕末の江戸で繰り広げられる熱いエンターテインメントにご期待ください。