アジア音楽企業としての地位確立、Black Cat White Cat Musicの活躍と未来

Black Cat White Cat Musicの国際的な挑戦

音楽界の新たな風を巻き起こしている株式会社Black Cat White Cat Music（本社：東京都渋谷区）は、音楽業界から唯一、北京で開催された国際広告祭「CHINA4A」の初のグローバルボードメンバーとして選ばれるという名誉を手にしました。これは、音楽企業が広告業界においても重要な役割を果たせることを示すものです。

この新たな試みは、国際的な視点から中国の広告業界を進化させていくことを目的としています。Black Cat White Cat Musicの代表取締役、松宮聖也氏は、この機会について「アジアを代表する音楽企業として存在感を示せることは非常に意義深い」と語っています。音楽を通じて文化の壁を越え、アジアから世界へと新しい価値を発信していく姿勢が伺えます。

上海国際広告祭への参加

さらに、9月には上海で開催された「上海国際広告祭（SHIAF）2025」にもスピーカーとして登壇し、松宮氏は「音楽はいかにアジア文化を動かすか」というテーマでスピーチを行いました。このイベントは、クリエイティブ、イノベーション、デジタル広告の国際的なプラットフォームとして、さまざまな業界のリーダーやエキスパートが集まる場です。

Black Cat White Cat Musicが参加するのはこれが初めてではなく、6月にはフランスのカンヌで開催された「カンヌライオンズ国際クリエイティビティ・フェスティバル」において、松宮氏がEntertainment Lions for Music部門の審査委員長をつとめました。また、8月にはCOOのエリック・ライフ氏が韓国の「MAD STARS」にファイナル審査員として参加し、講演を行いました。これらの国際イベントを通じて、同社は国内外の音楽シーンにおいて存在感を強めています。

Black Cat White Cat Musicのサービスとは

2018年に設立されたBlack Cat White Cat Musicは、東京をはじめ、ロサンゼルスやタリンなどの拠点から、映画や広告向けの映像音楽を制作しています。彼らは、日欧米の文化を融合させつつ、国境を越えてさまざまな音楽作品を生み出しています。このように、海外の音楽を日本に、逆に日本の音楽を海外へと紹介する役割を果たしています。

多様なネットワークのおかげで、彼らは世界中のアーティストと協力し、ユニークな音楽プロジェクトを実現しています。その結果、互いに異なる文化を尊重しつつ、音楽業界の発展に寄与していると言えるでしょう。

未来への期待

Black Cat White Cat Musicの今後に対する期待は大きいです。松宮氏は、「アジアから世界へ新しい価値を発信していきたい」という志を持っており、そのビジョンはますます強固なものとなっています。国際広告祭への参加や数々のイベントを通じて、音楽と広告の交差点で新たな価値を見出していく彼らの活動から目が離せません。これからも、音楽がもたらす文化的影響を通じて、アジアの音楽企業としての存在感をさらに強化していくことでしょう。