岩本光弘の挑戦
2026-01-28 13:10:55

全盲セーラー岩本光弘を支援するヘリーハンセンの挑戦とは

ヘリーハンセンが描く未来のスポーツ



スポーツの楽しさが、特定の条件や環境に縛られない共生社会の実現を目指すヘリーハンセン(HELLY HANSEN)は、全盲のセーラーであり、モチベーショナルスピーカーとして活躍する岩本光弘氏を支援するプロジェクト「HIRO’s CHOICE」に取り組んでいます。これは単なる支援を超えて、視覚に頼らない新たな挑戦を形にする取り組みです。

岩本光弘氏の挑戦



岩本氏は、2019年に米国のサンディエゴから福島までの太平洋をノンストップで横断し、全盲のセーラーとして世界初の快挙を成し遂げました。この挑戦を通じて彼は「人生は選択の連続であり、どんな困難に直面しても自ら選び、チャレンジすることで道が開ける」というメッセージを次世代に伝えることに力を注いでいます。

2027年2月には再びサンディエゴから熊本県天草への航海を予定しており、2026年3月からは新たなトレーニングを船上で行う計画です。現在、米国の拠点で彼の専用船「栄福丸」の整備が進められています。

ヘリーハンセンとの連携



ヘリーハンセンは、140年以上の歴史の中で培った防水技術を駆使して、岩本氏の新たな挑戦をサポートしています。特に注目すべきは、彼の視覚障がいを持つアスリートとしてのフィードバックを取り入れることで、より多くの人に使いやすい「ユニバーサルデザイン」を目指す姿勢です。これは、単にウエアを提供するだけではなく、全盲の方がスポーツをより楽しむための環境作りにも貢献するものです。

「耳出しフード」技術での安全対策



岩本氏が船上でより安全・快適に過ごすため、ヘリーハンセンは新たな専用ウエアの開発に取り組んでいます。注目すべきは、耳周りの音を遮らない「耳出しフード」の機能です。これにより、潮や風の音を直接キャッチし、周囲の状況を的確に判断することが可能になります。

3Dスキャン技術の導入



さらに、3Dスキャン技術を利用した精密な設計が行われており、岩本氏の頭部データを基にしたウエアのフィット感が追求されています。これは、過酷な海上での動作をサポートするために極めて重要な要素です。

触覚での認識を重視したデザイン



視覚に頼らず、服の前後や表裏を瞬時に判断できるようにするため、触覚で識別可能なデザインが重要視されています。こうしたデザインの工夫が、実際の運用においてどれほど役立つかが検証される予定です。

過酷な環境に対応する製品ライン



プロジェクトは、厳しい気象条件に耐えられるアウターやインナーの開発を進めており、具体的には気温5℃に対応可能なレイヤリング技術が施されています。2026年春から始まるトレーニングに向けて、現在開発が急ピッチで進行中です。

境界を超えた挑戦



岩本氏にとって、匂いも周囲の状況を知るために不可欠な要素です。ヘリーハンセンは抗菌消臭加工を施した生地を使用し、トレーニングの中でその効果を検証する計画を立てています。これらの取り組みは、彼の挑戦を支えるだけでなく、人々がより良い環境でスポーツを楽しむための礎を築くものです。

プロフィール:岩本光弘



岩本氏は先天性の弱視で16歳で完全に失明。困難な状況に直面しながらも、熊本県立盲学校で鍼灸を学び、その後筑波大学にて教員資格を取得。その後、アメリカに留学し、ブラインドセーラーとしての道に進みました。彼は、2019年の太平洋横断成功に至るまでの過程で、数多くのレースにも参加し、2013年には遭難した経験も持っています。その後の大きな挑戦と成功は、多くに希望と勇気を提供しています。

この取り組みを通して、多くのメッセージと感動が世に広められることを期待したいところです。

参考リンク



企業概要


株式会社ゴールドウインは、モノづくりや環境作りを通じて、人々の新たな挑戦を支援する企業です。多様な製品開発を行い、スポーツやアウトドアにおいて人間のパフォーマンスを最大化することを目指しています。


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